2024年7月20日(土)

Wedge REPORT

2015年7月3日

ソニー不動産もリフォーム・リノベ事業に
本格参入する

INTERVIEW ソニー不動産・風戸裕樹執行役員

編集部(以下、――)リフォームやリノベーションが注目を集めている。

風戸裕樹 (Hiroki Kazato)
ソニー不動産執行役員1981年生まれ。オークラヤ住宅、不動産ファンド等を経て、2010年、不動産仲介透明化フォーラムを設立。14年にソニー不動産が同社を100%子会社化。執行役員に就任。
(写真:井上智幸)

風戸:今年からリフォーム、リノベーション事業に本格参入した。1月には建設業の免許を取得した。

 ソニーグループ本体の「クリエイティブセンター」というデザインの部署がリフォーム、リノベーションを監修する。ソニーのデザイナーが住宅のデザインをするのは初めてのことだ。

 メイン事業はあくまで、売買だが、仲介だけをやるつもりはない。リフォーム、リノベーションに加えて、賃貸管理や、相続税対策の資産コンサルティングなども行っていく。

――サービス開始からもうすぐ1年。社員数は増加しているのか。

風戸:ハウスメーカーの社員を中途採用するなど、社員の領域も事業に合わせて拡大している。当社は昨年8月1日にサービスを開始したが、その時点での社員数は20人程度であった。今はソニーからの出向者も含めて90人ほどが在籍している。

――ソニー不動産は、業界で一般的な「両手取引」(同一取引において、売主・買主の双方の仲介をする取引。双方から手数料を取ることができるが、物件の囲い込みに繋がるなど問題視する向きも多い)ではなく、「片手取引」(売主、買主のどちら側かの立場にたって取引をする)の形態が中心だが、客数は増えているのか。

風戸:おかげさまで、売却と購入のエージェントを分ける方式は、お客様に好評を博している。昨年、1カ月あたり100件程度の問い合わせという時期もあったが、直近では、1カ月あたり500~600件の問い合わせを受けた。

 だが、まだまだ「片手取引」については知られていないと日々感じている。片手取引になると利幅が減るからか、我々の取引形態を真似る大手は今のところない。

(聞き手・構成/Wedge編集部)

  
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◆Wedge2015年7月号より


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