Wedge REPORT

2016年2月16日

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2009年にフットサル日本代表に初招集された滝田学選手は、2012フットサルW杯直前の選考で代表から落選。その悔しさを胸に、キャプテンとして2016コロンビアW杯に向けてチームをまとめている

 Fリーグで最優秀選手賞を4度、得点王も4度獲得している日本代表のエース森岡薫選手は、「勝つことが代表には必要です。常に勝つ、勝つことに慣れていかないといけません。ワールドカップ4位のコロンビアに連勝したことは、自信にすればいいのですが、だからといって、自分たちが世界で4位なわけではありません。ただ、地に足をつけて頑張るだけです。僕は今、アジアでの3連覇しか考えていません」と話し、キャプテンの滝田学選手は「アジアのチームが注目している中で、コロンビアに連勝したことは、精神的にも大きいこと」と成果を口にした。

フットサルを盛り上げる

 「ワールドカップでどこまで進めるかに、リーグの力が出ると思う」と語るのは、カメラマンの軍記ひろし氏である。2004年に台湾で開催されたフットサルW杯から取材をしている軍記氏は、Fリーグオフィシャルフォトグラファーであり、またフットサル唯一の専門誌『フットサルナビ』での撮影も行うなど、フットサルの持つ楽しさを発信している一人である。

 「フットサルをメジャーにしたいんですよね。今、フットサルってサッカーの下だって考えられていると思うんです。僕はサッカーの仕事もしますし、サッカーが好きなんですが、フットサルをなめられたくないっていう気持ちがあって、現状を変えたいんです。選手もそうですし、カメラマンとしてもそう。スキルがないからフットサルを選んでいるわけじゃないよ、って、選手と同じ感覚が僕にもあります。それでも、現実的に『フットサルを撮っていてお金になるの?』と言われることもあります。

 そういう考え方や仕組みを変えていきたいと思うんです。フットサルって、ファッションだったり、遊びの要素もあって、スポーツとストリートの間にあるような面白さがあるんですよね。サッカーとは似ているようで、全く異なる競技だと思っています。性別や年齢を問わず、プレーもできますし。そういうことも含めてフットサルの楽しさを広げていけたらと思っています」

2004年のフットサルワールドカップを初めて取材した軍記氏は、サッカーにはないスピードやテクニック、試合終了までどちらが勝つか分からないスリリングな展開に魅了されたという。写真はフットサルW杯2012でシュートを放つブラジル代表のファルカン選手(撮影:軍記ひろし)

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