和服の似合う外国人はどこの国だ?
さて、最近では中国系ではなく欧米人や東南アジアやアフリカの観光客も和服を着てそれぞれの変身願望を満たしているが、アジア系はともかく、欧米系やアフリカ系の方々は率直に言って和服は似合わないケースが多いようだ。欧米系のお嬢さん方は一般的にはスタイルが良すぎて似合わない。やはり和服は胴長短足に似合う様に感じるのだがどうだろうか?
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脚の長い西洋人が裾をはだけて歩いているのを見ると幻滅する。無論、アジア系の観光客の中にもがに股で歩くから前がはだけるお嬢さんも居るから目のやり場に困るケースも多い。一方では着物はのっぺり顔に良く映える。ポッチャリタイプのおたふく顔は良いが鋭い般若顔は違和感があるからだ。
タクシーの運ちゃんの意外な反応とは?
こうして見て行くと着物レンタルは新しい流れであるから京都の伝統文化にも結構寄与しているということになる。とはいうものの観光客以外のニーズについては、大体において着て行く場所も減る一方だし、日本人にとっては価格も高いし、要するに使い勝手が悪いと思ってしまうのだ。ところが、中国人観光客は何のこだわりもなく、人目を気にせずに京都の雰囲気を純粋に楽しんでいるというのだ。