2024年12月9日(月)

山師の手帳~“いちびり”が日本を救う~

2016年4月29日

 毎週日曜日の朝の8時にNHKで「小さな旅」という番組の切ない調べが聞こえてくると、次のGWになったら番組で紹介された「小さな旅」に行こうと思います。このテーマ音楽は大野雄二さんの作曲です。昭和58年から続いている番組「小さな旅」は、日本各地の美しい風景と人々の暮らしぶりを淡々とつむいでいます。このテーマ音楽の持つ力は、日本の永遠の故郷を表現しています。そしてGWが近づくと「小さな旅」に行くつもりで旅の計画を立てるのですが、この時期の「旅」はどうしても「混雑の旅」「疲労困憊の旅」になってしまいます。

GWを前半と後半に分けて連休を過ごす

 さて、今回は2016年の10日間の大型連休を前に「小さな旅」のテーマ音楽を聴きながらGWの計画をしています。今年は飛び石連休ですが、2日と6日を有休にすると4月29日から5月8日まで10連休になります。そして、今年こそは満足のできる連休を過ごしたいと意気込んでいます。

 でも、長期の連休期間でまるまる10日間の「小さな旅」を続けるのも苦痛だし、家でブラブラ過ごす「小さな余暇」も飽きてしまいそうですから、今年は半々で過ごすことにしました。前半の5日間は外に出て過ごす「小さな旅」を実行し、後半は家の近くで過ごす「小さな余暇」を実行するという計画です。つまり前半はアウトドアの行動パターンであり、後半はインドアの行動パターンという訳です。

 今からだと沖縄や北海道ましてや海外旅行は無理だと思っている貴方、意外な穴場があるかもしれません。一方、熊本地震のために九州では宿にキャンセルが出ているらしいです。大分県でも湯布院温泉の方は大丈夫だといっていました。鹿児島県や長崎県や佐賀県も地震の影響で、意外な穴場かもしれませんね。

 さて、僕の場合は年中仕事で旅に出ていますので連休中はむしろ家で静かにしている方が良いと思っていましたが、やはりGWは家族も一緒に行動する方が楽しいのでいろいろな計画を立てました。

 そこでアウトドア派の「小さな旅」とインドア派の「小さな余暇」に分けたアイデアを紹介します。

「小さな旅」のランキング

 日々働き詰めの方々が、普段の疲れを癒したいと思う気持ちは分かりますが、まず心身の健康のために身体を動かすことをお勧めします。現代人はストレスが溜まっています。気分転換が大事です。そのためには誰でもが集まりやすい場所や、混雑が予想される場所を避けることです。日本人はレクリエーションの考え方も集団行動になりがちです。

 お勧めの「小さな旅」第5位

 神社仏閣を訪ねる「小さな旅」はストレスの貯まった現代人に安らぎを与えるのではないでしょうか? 故郷のお寺巡りや、昔通った学校の回りを散策するのも楽しいものです。里帰りの時にお墓参りを通じて自分の原点を見直すのも大切な事です。子供たちにも初めて自分たちのルーツを教えることに意味があります。連休中に法事をするようにすると、親類や檀家さんが集まりやすいですから、お寺さんや神社が檀家さんに声をかけてみたらどうでしょうか?


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