2023年2月4日(土)

山師の手帳~“いちびり”が日本を救う~

2016年5月23日

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 最近の中国では、結婚式の写真も有名人気取りで撮影するのが大流行である。結婚式に招かれた僕の方が恥ずかしくなるぐらいのアイドル気取りである。ということは、中国からの観光客への新需要と囲い込みとリピーターを開拓しないといけないことになる。タクシーの運転手さんに中国観光客の風評を聞いてみたところ、意外にも「最近の中国の若い観光客の方はエチケットも心得ているし京都にとっては有り難いお客さんですよ」との答えが返ってきた。

京都人の腹の中は?

 京都という街は、不思議な場所で古い歴史の中にも新しいものを常に開発してゆく伝統がある。信長も秀吉も家康も気がついたら京都の文化に染まっていった。西郷さんも坂本龍馬も新選組も京都を舞台に新しい時代を追いかけた。

 2020年の東京オリンピックまでにはあと4年しかない。日本に来る外国人観光客の数は少し前には500万人といっていたのが、今や2000万人になったらしい。2020年には4000万人とも5000万人とも政府観光局は発表している。その内、狭い京都に何人の観光客が訪れるのかは分からないが多分、多くの京都人は冷ややかな視線で「嫌やわー、あんなペラペラの着物を着て恥ずかしないのやろか」と思っているに違いない。

  
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