2024年11月23日(土)

家電口論

2017年2月8日

ホームクリーニング店を決めよう

業務用のアイロン&アイロン台。使い込まれたプロの道具

 話は変わるが、ホームドクターをお持ちであろうか? 私は重症の小児喘息だったので、医者は指定だった。××のエリアなら誰々にかかってください。理由は××だからです。と言った塩梅だ。このため、安心して医者にかかることができたし、病歴がそっくり書かれた引き継ぎ書もあったので、医者の方も情報的には対応しやすかったと思う。

 今回、ウェットクリーニングが表示されるようになったが、その時にしたいのが、クリーニング屋の固定である。ドライクリーニングの場合は程度の差はあれ、汚れはある程度は落ちるし、型崩れはしない。このため安い料金を求め、値段をウォッチ、頼むのもあったと思う。しかし、ウェットの場合、ホームドクターではないが、ホームクリーニング店を見つける方がイイと思う。

 ホームクリーニング店の利点は、同じ料金でも、自分の好みの仕上がりにしてもらうことができるところだ。しかも「修理」などもしてくれるところもある。例えば貝ボタンなど割れやすいボタンなど、腕のいいクリーニング屋だとさっさと取ってしまう。そして最後につけ直すのだ。ボタン取れは、わりと良くある話。昔ならテーラーに持って行くのだが、今ではスーツですら既製品が当たり前。自分で付けるしかない。しかしホームクリーニング店があると、そんな時にも頼りになるのだ。

 特殊なように思われる方もいると思うが、クリーニングは衣類ケアのプロ、ケアプロなのだ。それを上手く利用することにより、もっといいウェアライフを送ることができると思う。今回の洗濯表示改定を機に、クリーニング店とより良い付き合いを考えて欲しいと思う。

 ちなみに、ニックはTeMA(テマ:Textile Maintenance Association。日本繊維商品めんてなんす研究会)が行っているウェットクリーニングの認定を取得している。ウェットクリーニングは、クリーニングの技量が必要なので、ウェットクリーニング認定されている所からホームクリーニングを選ぶのも一つの手だ。

  
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