ベテラン経済記者の眼
新聞、テレビ記者の醍醐味は何といってもスクープ争いだ。「抜いた」「抜かれた」を日々競い合い、これぞというニュースを打ってくる。同じニュースでも新聞社やテレビ各社で出す時期や書き方が異なるのはそのためだ。折々に話題になる話題の経済ニュースを題材に、各社の報道内容を読み比べ、各メディアに潜む独特の作法と競争を解き明かす。
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2014/07/30 段木昇一
前代未聞の規模となったベネッセの情報流出事件。今回の問題を第一報から多くの新聞・テレビが大きく扱ったのは当然な判断であろう。
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「貿易立国」から変わる日本の稼ぎ方
2014/05/20 段木昇一3月期決算企業の発表が最終段階を迎えている。決算の記事は報じ方がワンパターンとなりがちだが、中には工夫が感じられるものもあった。
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2014/05/01 段木昇一
嵐のようなオバマ米大統領の日本訪問が終わった4月25日、TPPに関する夕刊の見出しをみて驚いた読者は多かったに違いない。
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真の農業改革に必要な発想
2013/12/03 段木昇一ここ約1カ月にわたって減反廃止など一連の農業改革の報道が一気に展開されている。主要紙の他、米どころのある地方紙の反応は…
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変われない銀行の実態
2013/10/22 段木昇一みずほ銀行の暴力団融資をめぐる一連の醜態。みずほの対応は、長年経済取材をしてきた筆者にも理解に苦しむものばかりだった。
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2013/09/12 段木昇一
ドコモが人気機種であるiPhoneを発売するかどうか、ユーザーの関心は非常に高かった。日経と朝日が1面トップで報道した意味は大きい。
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2013/06/30 段木昇一
6月19日のFOMCは世界中の市場関係者がかたずをのんで見守っていた。会議後のバーナンキ議長の発言でマーケットが大きく動くからだ。
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2013/06/20 段木昇一
川崎重工の社長解任事件。株主総会の直前という微妙な時期になぜ―。さらに三井造船との経営統合報道への対応も不適切だった。
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経営の課題と期待
2013/05/31 段木昇一多くの企業にとって春から初夏にかけては人事の季節。各社のトップ人事が発表される中、電機業界ではシャープに注目が集まった。
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2013/05/27 段木昇一
5月23日、東京株式市場で日経平均株価が1143円を超える値下がりとなった。マーケットが大荒れの展開となると、経済記者も緊張する。
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