ベテラン経済記者の眼
新聞、テレビ記者の醍醐味は何といってもスクープ争いだ。「抜いた」「抜かれた」を日々競い合い、これぞというニュースを打ってくる。同じニュースでも新聞社やテレビ各社で出す時期や書き方が異なるのはそのためだ。折々に話題になる話題の経済ニュースを題材に、各社の報道内容を読み比べ、各メディアに潜む独特の作法と競争を解き明かす。
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2013/03/07 段木昇一
アベノミクスによる円安・株高の効果が顕著になると、世界各国の日本に対する批判が相次いだ。今後、いわれのない批判を受けないためには…
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2013/02/25 段木昇一
政府は新しい日本銀行の総裁に黒田東彦氏を起用する方針を固めた。「5年前のような事態」にならないよう、安倍首相の手腕が問われていた。
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メディアに投げかけられた課題
2013/01/30 段木昇一日本人10人が命を落としたアルジェリアの人質事件。事件そのものの重大性に加え、報道の視点からも注目すべき点や課題が多かった。
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2013/01/22 段木昇一
昨年末の新内閣発足から約1カ月。首相が交代するとメディア対応や広報の仕方も変わるが、安倍政権のメディア戦略はどう展開されているのか。
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2012/12/28 段木昇一
2012年も様々なニュースが人々に届けられた。それらを振り返るとともに、2013年の日本、世界がどうなっていくか展望する。
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「法改正」カードで続く政権のコントロール
2012/12/25 段木昇一「言いっ放し」の選挙戦の中で異彩を放っていた、安倍新首相の金融政策。日銀の対応を報じた各紙の見出しには微妙な差があったが…
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経済報道は表面的な動きに流されるな
2012/11/30 段木昇一選挙に向けた政策論争は経済マターのオンパレード。特に注目を集めているのは金融政策だ。安倍氏の発言をメディアはどう取り上げたのか。
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2012/11/08 段木昇一
日本銀行が10月30日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めた。しのぎを削る事前報道の中で感じた、経済ジャーナリストの役割とは。
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2012/10/23 段木昇一
盛り上がった山中教授のノーベル賞受賞報道。しかし、同時に起きた世紀の大誤報は、科学報道の在り方に大きな課題を投げかけた。
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2012/09/20 段木昇一
新エネルギー戦略についての新聞各紙の報道ぶりは、社説を中心にそれぞれが異なる主張を展開し、そのスタンスがうかがえる興味深い内容だ。
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