産油地域で影響力を増す中国

石油確保のために中東に進出する中国。それに伴う米国の悩ましい点とは…

サウジアラビア対イラン 中東の冷戦を激化させ…

サウジとイランの対立は、地域覇権をめぐる対立に宗派間対立の側面が加わり、さらにそれが中東全体に広がっている。

米国が望む日韓防衛協力は なぜ進まないのか

韓国が日本との安全保障面での協力に消極的である背景には、日本との歴史問題の他に、中国に対する配慮があることは否定し難いだろう。

「AIIBの次はTPP?」 米国と中国の対立を…

英FT紙で、AIIBを巡る米中の戦いが中国の勝利に終わり、第2戦はTPP交渉であるというコラムが展開されているが…

「米中関係に取って代わる」？ 中印パートナー…

「中印2カ国が建設的協力をすれば、21世紀はより穏やかな社会になるであろう」という中印関係への過剰な期待があり…

韓国外交のジレンマ 安全保障は米国依存、経済…

韓国は、リバランス政策やAIIBなどで圧力を強める米中の間で板挟みになっている。

冷戦回帰するロシアと 身動きが取れない欧米

ロシアは冷戦後秩序に対して挑戦しているが、西側の対応にはロシアの脅威に立ち向かう決意が欠けているのではないだろうか。

中国崩壊論と「5つの亀裂」

中国共産党が直面する課題は確実に増大し深刻化しているが、同時に、諸課題に対処する共産党の能力も向上している。

AIIBに対する米国の賢明な選択

日米が足並みを乱さないことが肝要

米国はAIIBに参加すべきなのか、また他国の参加に対してどのような態度を示すべきだろうか。

米海軍再建の決意

海軍力を構成する4つの要素

米国の関係文書によると、海軍力は、人員、艦船数、動力（燃料・エネルギー）、パートナーシップの4要素から成るとされている。

インドネシアも当事者に？ 南シナ海をめぐる中…

インドネシア最北端のナトゥナ諸島が、中国によって脅かされる可能性が指摘されている。

アジア・インフラ投資銀行に 米国は参加すべき…

アメリカ国内の識者から「ＡＩＩＢに参加すべき」との声も上がっているが、十分な説得力は感じられない。

米国は「覇権国」ではなく「卓越国」

米国の地位は、終焉に向かっているのだろうか。そして、日本はその変化にどのように対応していくべきか。

台湾独立か「一つの中国」か 中国の懸念と期待

経済発展が台湾人の心を掴み、やがて統一に至るとの希望を捨てていない中国。一方、「現状維持」を望む台湾が抱える最大の課題とは。

中国の人権弾圧と法の支配無視

対中政策の前提を見直すべき

対中国関与政策は中国の民主化に資するという前提で進められてきたが、最近の人権無視の事例などを見ると、その前提に疑問が出てきており…

時代遅れの米原油輸出禁止策

米国の原油輸出禁止策は、石油ショックの直後はエネルギー安全保障政策として意味があったのだが…

南シナ海における中国の危険な振舞い

中国の南シナ海における振舞いの危険性は散々指摘されているが、微温的な対応しかできていない。

TPPが米国にもたらす地政学的利益

TPPは米国のアジアに対する経済的関与を強めるのみならず、米国のアジアにおける安全保障上の結びつきを強め、地政学的にも重要である。

インドも警戒する 中国の「一帯一路」構想

中国の台頭に強く懸念を抱いているインドの戦略家が、「一帯一路」構想の本質について言及している。

米国のエジプト政策転換 現実政治が理想主義を…

エジプトのシシ大統領の権力基盤は強固になっている。国際政治は、国内の政権基盤の強弱を含む現実の力関係に基づいて展開されざるを得ない。