著者紹介

山岡裕明 （やまおか・ひろあき）
　弁護士

University of California, Berkeley, School of Information修了（Master of Information and Cybersecurity（修士））。内閣サイバーセキュリティセンター（NISC） タスクフォース構成員（2019〜20、21〜22、 25年）。内閣官房「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」構成員（24年）。情報セキュリティ文化賞（24年）。主な著作物として『実務解説　サイバーセキュリティ法〈第２版〉』（25年）。企業のサイバーインシデントレスポンスを専門とする。


  • DX社会の落とし穴、企業の基幹システム開発やリ…

    2025/12/09 山岡裕明

    DXの流れの中で、企業が一大プロジェクトとして始めた基幹システムの開発やリプレイスが失敗する事例が増えている。様々な業界で起きており、ユーザー側とベンダー側の裁判に発展することも少なくない。過去の裁判例を基に原因や傾向を紹介する。

  • ランサムウェアどう防ぐ？攻撃傾向見た対策の必要性

    2023/09/04 山岡裕明

    サイバーセキュリティの重要性が企業にも高まっているものの、充てるべき人的・金銭的リソースに限りがある。効果的かつ現実的なセキュリティ対策を講ずるためには何が必要か。サイバー攻撃の傾向を踏まえた重点的対策を検討してみたい。

  • 名古屋港サイバー攻撃から学ぶ 防災BCP念頭に…

    2023/07/14 山岡裕明

    国内有数の貿易拠点である名古屋港で、ランサムウェア攻撃によるシステム障害が発生した。コンテナの搬出入が全面停止したものの、わずか2日で全面復旧を果たした。サイバーリスクに平時から対策を講じ、十分に有事に備えていたと推測する。

  • あなたの会社も狙われる サイバーリスクに必要な…

    2022/11/11 山岡裕明

    大阪急性期・総合医療センターがサイバー攻撃を受け、診療に影響が出ていることが話題となっている。リスクの対象は大企業から中小企業のさまざまな分野にわたる。企業が注目しなければならないのは、攻撃を受けた後も事業を継続させるBCPという観点だ。