「lifetips」の最新記事一覧
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『憲法と世論』境家史郎教授インタビュー
2018/07/06 本多カツヒロ憲法について世論はどう反応し、政治家たちはどのような動きを見せてきたのか――。戦後70年の世論調査を分析し、日本人が憲法とどう向き合ってきたかを詳らかにした『憲法と世論』の著者に聞く。
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『ちいさい言語学者の冒険』広瀬友紀教授インタビュー
2018/06/29 本多カツヒロ生まれたばかりの赤ちゃんは何も話せないのに数年後には母語を話すことができるようになっている。当たり前じゃないかと思われそうだが、よくよく考えるとすごく不思議なことだ。子どもはいかにして母語を身につけるのか、その過程で何が起こっているのか。…
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「花のち晴れ」「デイジー・ラック」も……
2018/06/28 田部康喜刑事ドラマも、病院モノもそれなりにおもしろい。しかし、いま純愛ドラマの時代ではないだろうか。
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『私はすでに死んでいる』
2018/06/22 東嶋和子タイトルからして刺激的である。『私はすでに死んでいる』。表紙には、壊死したような、あるいは義手のような、とにかく血の通った自分の腕とは思われない黒い右腕を不安そうに見る白人男性。本を手にしたとき、キワモノかと疑ったが、読み始めてすぐ引き込…
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2018/06/21 松永和紀最近、週刊誌がまたもや、「食が危ない」という記事を量産しています。食の安全取材歴20年近い私としては、周期的にやってくるこの“ブーム”にはもううんざり。ところが、消費者側の反応がどうもこれまでと異なるようです。
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『アホが勝ち組、利口は負け組~サッカー日本代表進化論~』清水英斗氏インタビュー
2018/06/14 本多カツヒロサッカーのロシアワールドカップが6月14日に開幕するが、ブラジルワールドカップの予選リーグ敗退以降、期待感が薄れてきた代表チームに対し、監督解任劇と直近の試合結果が輪をかけ、期待度、注目度ともに下がっているように感じる。しかし開幕すれば4…
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2018/06/13 田部康喜「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」は、脚本の黒岩勉が舞台をフランスから日本に翻案。主人公のモンテ・クリスト・真海に生まれ変わって復讐に燃える、漁師の柴門暖にディーン・フジオカが起用された。
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『はしかの脅威と驚異』
2018/05/25 東嶋和子「天災は忘れた頃にやってくる」。明治の物理学者・随筆家の寺田寅彦が、災害にまつわる随筆で繰り返し訴えてきた教訓が、また現実になった。日本ではすでに2015年に「排除」が達成されたとWHOが認定した麻疹。それが再び流行の兆しを見せているのだ。
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『変わりゆく日本人のネットワーク』石黒格准教授インタビュー
2018/05/24 本多カツヒロ無縁社会、孤独死、SNSの普及によるコミュニケーションの変化。90年代以降、携帯電話やインターネットの普及とともに、そこに「つながりの格差」があるような指摘を度々目にするが、社会関係は本当にそこまで劇的に変化しているのか。
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NHKスペシャル「日本の諜報 スクープ 最高機密ファイル」
2018/05/23 田部康喜NHKスペシャル「日本の諜報 スクープ 最高機密ファイル」は、米国のNSAおよびCIAの元職員だった、エドワード・ジョセフ・スノーデンが在職中に入手した「スノーデン文書」に基づいて、これまでほとんど知られていなかった日本の諜報機関の実態に…
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『メルケルと右傾化するドイツ』三好範英氏インタビュー
2018/05/18 本多カツヒロEUの中でも抜群の存在感を誇るドイツ。メルケル政権は盤石といった印象を受ける。これだけの長期政権を維持できるのだから、メルケルはさぞ政治畑でエリート教育を受けてきた人物かと思いきや、どうやら一風変わった経歴の持ち主だという。
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『中国はなぜ軍拡を続けるのか』阿南友亮教授インタビュー
2018/05/11 本多カツヒロ「一言で言えば中国における政権の『背骨』」だという人民解放軍。一体どんな組織で、これまでの中国、そしてこれからの中国にどのような影響を与えるのだろうか。
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『ルポ 川崎』磯部涼氏インタビュー
2018/05/11 本多カツヒロ「川崎区の臨海部で起きていることは、今後の日本で起きることを象徴している」――。川崎で生きる若者たちの証言を綴った『ルポ 川崎』では、我々の想像をはるかに超えるエピソードが多々登場する。
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2018/05/09 田部康喜韓国のテレビドラマをリメークした、脚本家の尾崎将也のストーリーは過去と現在の場面をテンポよく展開しながら、未解決事件にひそむ人間の業と情念が観る者の心を揺さぶる。今期の刑事ドラマの最高傑作である。
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米朝首脳会談を前にして北朝鮮を多角的に分析する
2018/04/27 田部康喜NHKスペシャル「シリーズ 金正恩の野望」は、史上初めての米朝首脳会談を前にして、金正恩の人物分析、権力の掌握の源泉となっている「39号室」と呼ばれる、外貨獲得機関、そして核・ミサイルは本当に放棄されるのか、世界各地の取材を通じて多角的に…
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『死体は嘘をつかない』
2018/04/27 東嶋和子パズルのピースを丹念に拾い集め、正しく組み合わせて初めて事件の真相という“絵”が浮かび上がる――。法医学の論理的探索の過程にひきこまれる人は多いだろう。
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『ひとり空間の都市論』南後由和准教授インタビュー
2018/04/26 本多カツヒロ東京には、ひとりで過ごせる飲食店などが多々ある。それを「孤独」と見なす人もいる一方で、ビジネスチャンスとして注目され、「おひとり様消費」なる言葉も登場した。東京には、なぜここまでひとり空間が生まれるのだろうか。
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脚本・古沢良太作品は月9の低迷を救えるか
2018/04/11 田部康喜コン・ゲームは、映画では詐欺師たちが大金をつかんで幕を閉じることもできるが、公共の電波にのるドラマは、そうもいかないようだ。
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『9.11後の現代史』酒井啓子教授インタビュー
2018/03/30 本多カツヒロ「テロの温床」というイメージが広がってきた中東地域。その要因は「これまでの紛争のツケ」を解消してこなかったことにあるという。
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