省エネ始めた欧州 混在する市民の不満と「意識改…

ロシアのウクライナ軍事侵攻以来、天然資源の供給に限界が見えてきた欧州で、８月10日から省エネ対策が始まった。猛暑が続く中、エネルギー資源節約の準備として、さまざまな規制がかかるようになった。現場では、どのような声が上がっているのか。

戦争、コロナ、犠牲となる選手… 「幻の甲子園」…

『わかれは真ん中高め』（結踏一郎著）、『昭和十七年の夏　幻の甲子園』（早坂隆著）

新型コロナで中止となった一昨年、無観客だった昨年、大幅な選手入れ替えを強いられている今大会と異例の措置が続いている全国高校野球選手権大会。実は80年前にも異例づくしの甲子園大会があった。

ミッドウェー海戦を敗北させた指揮官たちの判断

太平洋戦争の戦況を変えたと言えるミッドウェー海戦から80年が経過した。敗因は数多く挙げられているが、終戦の日にあたり「切所における最高指揮官の判断」を考えてみたい。

人との比較、競争が必ずしも「成長」につながらない

「きょうだいが仲が悪くなる子育て」から学ぶ

組織やチームを成長させるために、メンバー間で競争させてみることはよくあること。競争によって組織が強くなったり、向上したりするのは確か。ただ、人と比べてばかりいると幸せになれない。その処方箋を教育の教訓から学びたい。

農薬再評価制度で食の安全管理はどう変わるのか

科学がどうであれ、農薬に対して不安を持つ人が多いのはたしかです。日本では昨年度、すべての農薬について定期的に最新の科学的知見に基づいて安全性などの評価を行う「再評価制度」の仕組みが導入されました。新しい再評価の仕組みを解説します。

太平洋戦争時の〝声〟をAIで読み解くエゴドキュ…

指導者と市民はいったいなにを考えていたのか

NHKスペシャル選「新・ドキュメント太平洋戦争『1941　開戦』」は、日本の戦争を取り上げた、一連のドキュメンタリーのまとめを飾るにふさわしい。いかに日本の指導者が米英との戦争に突き進んでいったのか、どうして市民は開戦に高揚したかをAI技…

県立岐阜商業高校の甲子園での涙から学ぶべきこと

連日繰り広げられる甲子園での熱戦で、大会４日目の第４試合は異質な形で注目を集めた。新型コロナの集団感染で選手を大幅に入れ替えた県岐阜商が敗戦したが、選手の表情は清々しく、コロナ禍でのスポーツ運営に多くのメッセージを与えるものとなった。

茶道を人心掌握に活用した織田信長と荒稼ぎの千利休

茶道マネーのエトセトラ⑦

〝天下一〟茶人として、はたまた資金運用のプロフェッショナルとして趣味とマネー両面で君臨するようになった千利休。信長は茶器や茶会を人心掌握に活用するようになり、公私ともに支えた。

ネオニコ殺虫剤のハチや人への影響 今わかってい…

除草剤グリホサートと並んで、批判の的になっているネオニコチノイド系殺虫剤。ハチを殺す、ヒトの健康を害する、と指摘されています。しかし、こちらも科学的事情、各国の制度は非常に複雑です。国内外の主な動きをわかりやすく解説します。

「ゲノム編集」報道で不安にさせる記者の行動原理

遺伝子組み換え（GM）作物やゲノム編集食品などに対する市民の「漠然とした不安感」が、いつまでたっても緩和されない。一体なぜなのか。その主な要因は市民重視の報道の構図と記者の行動原理にあるのではないか。

エアコンの「設定温度を28℃」にすべしは本当か？

身体と財布に優しいエアコンの使い方

猛暑日。夜も熱帯夜。そんな日が続きそうな2022年の夏。となると昼夜連続して、エアコンを付けることも当たり前だ。そんな中、便利なはずのエアコンで苦しむ人もいる。今回は、なぜそんなことが起こるのか、対応するにはどうすべきなのかレポートする。

ワクチンの副反応、知れば知るほど出るってホント？

副反応を心配する人が知っておくべきこと

新型コロナワクチンの副反応を心配する人は多い。最近の研究では、副反応にはワクチンが直接引き起こすものと、ワクチンを打ったと思うことで心理的に起こるものの２種類あり、注射部の痛みの24.3％、全身症状のなんと76.0％が心理的な効果というこ…

ワクチン接種しても感染拡大する理由 重要な対策…

日本は昨秋に高齢者の９割、全年齢の８割がワクチン接種を完了したにもかかわらず、過去最大の感染者数を記録する波が発生している。ワクチンで感染を止められないことが明らかになった。同様のことが世界各国でも起こっている。それではどうするのか。

【限定公開】軍事から生まれた私たちのテクノロジー

歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない

現代社会を支える技術には、軍民両用のものや国防予算から生まれたものも多い。その代表例を見てみよう。

効果が見えないワクチンの「悲劇」 メディアの責…

ワクチンには避けられない悲劇がつきまとう。それは必ず副反応があることである。助かった個人は特定できないが、副反応が出た個人は明確になるアンバランスを生むのが「ワクチンの悲劇」だ。社会にはワクチンへの不安や恐怖ばかりが広がることになる。

薬を渡すだけじゃない 野菜で繋がる新しい薬局の…

軒先に彩り豊かで新鮮な野菜が並ぶ薬局ランタン。これまでにないサービスを提供する理由とは。

コロナ対策超優等生の日本 政府が説明すべき5つ…

日本では、新型コロナウィルス「第７波」が猛威をふるっているが、世界各国と比べるとコロナ対策の超優等生であると言える。問題はただ一つ、政府がしっかりと公式見解を語るということだ。

普及進まぬリフィル処方箋 立ちはだかる〝壁〟を…

〝お薬通院〟からの解放や医療費削減の切り札としても期待が高まるリフィル処方。だが、2つの〝壁〟に阻まれ、普及が進んでいない。突破口はあるのか。

大谷翔平は移籍するのか 迫られる〝決断の時〟

MLBにおける注目度は群を抜いている。ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平投手のことだ。世界最高峰のMLBにおいて誰も真似のできない投打二刀流で猛烈なインパクトを残し、グラウンド外でも話題を席巻――。他球団からのラブコールは強まる。

「褒めて伸ばす」は諸刃の剣？褒め上手のポイント…

「叱ったり脅してやらせるより、褒めてやる気を出させる」。これはもはや人材育成の基本。人は褒められれば嬉しく思い、やる気に繋がるようみえますが、10年以上子育て雑誌の編集をしてきた筆者が感じるのは、「褒める」は意外とキケンだということです。