「世界情勢」の最新記事一覧
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2018/04/16 岡崎研究所朝鮮半島をめぐる北東アジアの安全保障というのは、米国や日本はもとより中国やロシアという大国が絡む話であり、北朝鮮のみを相手にそう簡単に解決できるものではない。米朝首脳会談は、問題の終わりではなく、交渉の始まりにすぎない。
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2018/04/13 岡崎研究所トランプ大統領はティラーソン国務長官に続きマクマスター補佐官を解任した。後任のポンペオ氏、ボルトン氏は強硬派と言われ国際協調派は席を減らしている。米中貿易や北朝鮮、イラン問題も危ぶまれる中アメリカ第一主義が世界に及ぼす影響が懸念される。
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2018/04/12 岡崎研究所トランプ政権はイラン核合意に強い反対し、近年サウジと緊密な関係を保っている。ムハンマド皇太子は、イランが原爆開発をする場合はサウジも開発を開始すると発言しており、米政権が核合意を破棄した場合、新たな危機が生まれる可能性がある。
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2018/04/11 岡崎研究所孔子学院は大学内に設置され、中国共産党の工作活動の拠点とされるものであり世界各国にある。3月、米国は外国代理登録法の下に登録と一定額の寄付の開示を義務づけた。日本にも存在する同学院だが、今後は危機感をもち慎重な議論が必要と思われる。
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2018/04/10 山口亮子中国が2014年に打ち出した広域経済圏構想「一帯一路」。日本が乗り遅れていないかと心配する声のある一方で、中国主導の枠組み構築には警戒感も強い。国際協力銀行(JBIC)北京駐在員事務所に2014~17年まで駐在し、海外での投融資に詳しい野…
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2018/04/10 花田吉隆ウィニーの81年をネルソン・マンデラ元大統領の生涯と比較するとき、そのあまりの違いに愕然とさせられる。マンデラの、あの慈愛と温和に満ちた表情が語りかける「赦しと和解」に比べ、ウィニーが送った日々は、あまりに過激で狂気のにおいすらする。
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2018/04/10 中島恵「大きな籠の中に入っている納豆はネバネバとしていて、まるで日本の納豆そっくりだ。顔を近づけてみたが、臭いも日本の納豆のようだった」。中国で突然出合った日本の国民食に、あれこれ思いをめぐらせる――。
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2018/04/10 岡崎研究所メディアの自由もなく公正で自由な選挙とは程遠い。有力な対抗馬とされたナヴァルヌイも立候補が認められずロシアの大統領選はプーチンの圧勝だった。国内の困難から国民をそらす為、対外諸国に軍事的手出しをする可能性もありより危険性は高まったといえる。
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2018/04/09 岡崎研究所2月下旬に中国は台湾の企業と個人の優遇措置を発表した。これに対し台湾は企業・人材等流出の対抗策を発表した。台湾の人々は金儲けと統一は別問題とする傾向があり、台湾より稼げる中国で働きたいものもいる。日本としては経済面での支援していく必要があ…
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仏印の「戦略的パートナーシップ」
2018/04/06 岡崎研究所フランスのマクロン大統領とインドのモディ首相は「馬が合う」と言われ、3月のマクロン大統領のインド訪問では仏印共同声明も発表された。防衛・テロ・原子力分野での協力等、対立要素がない両国は相性がよく、今回は中国への牽制も含んでいる。
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2018/04/05 水谷竹秀南シナ海の領有権を巡る中国の主張は国際仲裁裁判で退けられたが、フィリピンに巨額の経済援助を約束し、中国は着々と軍事拠点化を進めていた。
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2018/04/05 岡崎研究所北朝鮮会談の決定後、米下院外交委員会委員長は米韓中で北朝鮮問題にあたるべきと声明を出した。氏は韓国外相と交流もあり韓国との連携を重視している。河野外務大臣の訪米時に米国議員との会談はなかった。日本は米国への働きかけを強める必要がある。
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2018/04/04 岡崎研究所バルト三国のひとつ、エストニアは、大規模なサイバー攻撃を契機にNATOサイバー防衛センターを誘致し、サイバー先進国となった。米国防長官とエストニア国防相は対露防衛強化・サイバー分野での協力を話し合い、日本もサイバーセキュリティでの連携を発…
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2018/04/03 岡崎研究所ティラーソン米国務長官が解任され後任にポンペオCIA長官が指名された。北朝鮮やイラン核合意で相反する前任者より意を共にするポンペオを選び北朝鮮会談に備える心積もりと見られるが、政権内で国際協調派の有力者はマティス国防長官を残すのみとなった。
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2018/04/02 樫山幸夫米英同様G7(主要国首脳会議)の一員である日本は、事件を非難するものの、ロシアに対する一切の措置を控えている。このまま頬かむりで対ロ関係の進展だけを追求するのか、いずれ何らかの手段をとるのか。
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2018/04/02 岡崎研究所英国でのロシア人暗殺は過去にもあったが、3月の元二重スパイの父娘の襲撃はロシアの化学兵器使用の可能性が高く、国家主権侵害に加え安全保障上の脅威が問題となった。英国は外交官を追放したが、さらなる追加措置をとるべきであろう。
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2018/03/30 岡崎研究所習近平は先の全人代で憲法改正により任期制限を撤廃し、更なる中華民族の偉大な復興にむけて国防費を増額した。また、「人類運命共同体」として中国に偏重した新たな国際秩序の変革を推進しつつある。米国が国際秩序を軽んじる中、パワーバランスの崩壊が懸…
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2018/03/29 岡崎研究所韓国の鄭義溶安全保障室長は、オリンピック後に北朝鮮で金正恩と会見した。その後、米・中・露で北朝鮮についての説明を行ったが、日本には来なかった。4月に訪米を予定している安倍首相だが、一連の北朝鮮問題にどう関わっていけるか――。
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2018/03/28 岡崎研究所米国内でも、農業・畜産業者や経済界からTPP復帰を求める声が増えているようである。そういう声を意識してか、トランプは、時折TPPへの復帰を示唆する発言をしているが、その際にも「TPPがもっとよい協定になるならば」という留保をつけることを忘…
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2018/03/27 佐々木伸トランプ米大統領と不倫関係にあったと主張する2人の女性は同じ著名人ゴルフ大会の場に同時にいたことが明らかになり、あらためて同氏の女遍歴がクローズアップ。2人はともに大統領側を相手に裁判を起こしている。
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