EUは安直な抑圧策に走るな 社会分断こそIS…

ベルギーにおけるテロは、インテリジェンス共有改善の必要性や、マイノリティ社会について知る必要性を提起したと同時に、安直な抑圧策に走ることの問題をも提起させた。

南シナ海問題、米中対決を恐れるな

南シナ海問題に関する米中対立は、過去3年間の積み重ねにより、先鋭化しつつある。ハーグ仲裁裁判所の判決によっては、米中の緊張が最高潮に達する可能性もある。

謎のまま工場建設を開始 中国EV企業ファラデ…

FFは中国資本の米EV市場への切り込みの象徴となるのか。今後EV市場の急激な成長が見込める米国で、米中によるEV覇権の争いは激化する。

隠しきれない中国経済の低迷

全人代は第12次5カ年計画を採択し終了した。李克強首相は来年も6.5%成長を達成するとし、成長への自信をみせるが、結局中国経済は好調なのか、不調なのか。

テロの陰に“ジハードのサンタクロース” 犯罪者…

「ギャングのイスラム」と呼ばれる所以は、犯罪者とイスラムの過激思想が融合してテロリストが誕生したということにある。

米国で流通する安い日本産米が残念な理由

日本政府の「農産物輸出拡大計画」の中で、輸出量が増加している日本産「おいしい米」のはずが……。

アラブを軽視したオバマの罪

オバマは現職大統領としては異例のことであるが、中東問題における率直な考えを披露している。その姿からは問題を複雑化させた張本人がオバマではないかと疑ってしまう。

中国のソフトパワーが育たないワケ

潜在力が巨大であるにも関わらず、現時点で遅れをとっている中国のソフトパワー。国際的な地位向上と自国文化を広めるためその発展を希求しつつも叶わないその理由とは。

「民意」と「活躍」に要注意？ エーコの定義 フ…

イタリアの作家、ウンベルト・エーコ『永遠のファシズム』のエーコの言葉から、日本の現在を考えてみたい。

選挙民の“気まぐれ”が 西側世界を崩壊へ導く

トランプ、ルペン、コービンが顔をそろえれば……

米国ではトランプが快進撃を続け、フランスでは国民戦線のルペンが支持を集める。西側諸国が掲げてきた“共通の価値”が揺らぐ中、その行方は選挙民の投票にかかっている。

シリア撤退で真の勝者となるプーチン

3月、プーチンはシリアからロシア軍を撤退させることを発表した。ロシアのシリア介入が泥沼化するとみていたオバマからすると、またも「してやられた」格好になった。

予約殺到のテスラモデル3 最大の課題は生産能力

年間7万台の予約注文がこなせないメーカーが、果たしてあと2年で年間30万台以上の量産体制に入れるのか？

豪州新首相の安全保障政策はいかに

豪州の国防政策は、地政学上の考え方、地域情勢と同盟関係によって形成されてきたが、最近の国際情勢は状況を変化させており新首相の安全保障政策には注目が集まっている。

女性を自爆テロリストに改造 凶悪ボコ・ハラムの…

「イスラム国」と並ぶ凶悪組織「ボコ・ハラム」に拉致された女性らがイスラム原理主義教育ですっかり洗脳され、自爆テロリストに改造されている。

対北朝鮮政策 “希望的観測”の失敗

北朝鮮の核やミサイル能力は着実に進歩しており、これまでの対北政策は失敗だったといえる。北への対処は既に“希望的観測”を排除すべき時にきているのではないだろうか。

米ユナイテッド航空 LA・SF間をバイオ燃料…

米ユナイテッド航空がバイオ燃料よる定期便をロサンゼルスーサンフランシスコ間で飛ばす。歴史的快挙だが、課題も残る。

援助国としての中国の限界

国際社会における中国の存在感が増す中、中国による対外援助は、約束した内容が果たして守られるかどうか、被援助国の利益にどれほど役立つか、という点に収斂される。

「パナマ文書」多くが合法なのが問題 プーチン…

大きな問題はこうした数々の疑惑に違法性があると単純に決め付けることができない点だ。タックスヘイブンで資産や企業を保有し、金融取引を行うこと自体は違法ではない。

突き崩される保守強硬派支配 イラン変化のカギ…

イランで2月に行われた選挙では改革派が躍進し、保守強硬派支配体制の変化を示すこととなったが、改革派の運動が過去に鎮圧されてきたイランはどうなるのだろう。

庶民コスプレ、慰安婦 韓国総選挙の新しい風景

韓国で国会議員選挙戦が盛り上がっていく中、「庶民コスプレ」と「慰安婦」という新たな戦略がとられている。