中国の「一帯一路」構想は 単なる「策謀」ではない

その実現性は?

「一帯一路」構想には2つの側面がある。一つは経済的メリット、もうひとつは「中国の意図」である。

既存オンライン秩序への中国の挑戦

インターネットの管理・規制について、中国は受け身の姿勢にとどまらず攻撃的姿勢に転じつつあると言えるだろう。

米国がリーダーシップを発揮するための 超党派の…

共和両党の対立が米国の対外政策の大きな足かせになっている。この対立が続く限り、米国のリーダーシップは十分に発揮されないだろう。

終わらない中国の反腐敗運動

習近平体制下で行われている反腐敗・汚職運動はそろそろ終息期を迎えるのではないかと見られていたが…

アラブ合同軍の可能性と課題

サウジ主導のアラブ連合軍は大した成果を挙げ得ず、戦闘はイラン対サウジと同盟国の戦争に拡大するかもしれない―。

台湾の拙速なAIIB参加表明

台湾・馬英九が行政院、立法院と相談もせずにアジア・インフラ投資銀行への参加を表明したことに批判が集まっている。

中東の混乱は「30年戦争」のようになってしまう…

現在の中東の混乱が長引く可能性は高い。17世紀の欧州の30年戦争になぞらえる識者もいる。

南シナ海でやりたい放題の中国 米国は具体的行…

南シナ海で中国が力によって支配を確立することは、当該地域の安定にとって有害であり、日本としても関係国と協力していく必要がある。

産油地域で影響力を増す中国

石油確保のために中東に進出する中国。それに伴う米国の悩ましい点とは…

北アフリカで深刻化する イスラム過激派のテロ

中東でもアフリカでもイスラム過激派は、中央政府の統治能力の未確立な国家を根城に周辺国へとテロを拡大している。

サウジアラビア対イラン 中東の冷戦を激化させ…

サウジとイランの対立は、地域覇権をめぐる対立に宗派間対立の側面が加わり、さらにそれが中東全体に広がっている。

米国が望む日韓防衛協力は なぜ進まないのか

韓国が日本との安全保障面での協力に消極的である背景には、日本との歴史問題の他に、中国に対する配慮があることは否定し難いだろう。

「AIIBの次はTPP?」 米国と中国の対立を…

英FT紙で、AIIBを巡る米中の戦いが中国の勝利に終わり、第2戦はTPP交渉であるというコラムが展開されているが…

「米中関係に取って代わる」？ 中印パートナー…

「中印2カ国が建設的協力をすれば、21世紀はより穏やかな社会になるであろう」という中印関係への過剰な期待があり…

韓国外交のジレンマ 安全保障は米国依存、経済…

韓国は、リバランス政策やAIIBなどで圧力を強める米中の間で板挟みになっている。

冷戦回帰するロシアと 身動きが取れない欧米

ロシアは冷戦後秩序に対して挑戦しているが、西側の対応にはロシアの脅威に立ち向かう決意が欠けているのではないだろうか。

中国崩壊論と「5つの亀裂」

中国共産党が直面する課題は確実に増大し深刻化しているが、同時に、諸課題に対処する共産党の能力も向上している。

AIIBに対する米国の賢明な選択

日米が足並みを乱さないことが肝要

米国はAIIBに参加すべきなのか、また他国の参加に対してどのような態度を示すべきだろうか。

今こそ、北方領土四島一括返還 最後のチャンスだ

ロシア経済は多重苦に喘いでいる。にもかかわらずトヨタの高級車レクサスが飛ぶように売れているというのだ。

米海軍再建の決意

海軍力を構成する4つの要素

米国の関係文書によると、海軍力は、人員、艦船数、動力（燃料・エネルギー）、パートナーシップの4要素から成るとされている。