オバマ・ケリーラインによる アジア政策の今後

オバマ・ケリーラインによるアジア政策には予断を許さないものがある。いずれにしても日本の対米・対中外交は一層の努力を要するだろう。

米国のアジア回帰と対中関係 政策支持する日豪

オバマ政権の姿勢にもう一つはっきりしないところもあるアジア回帰。日本は豪州とともにアメリカのアジア重視政策の継続を期待する立場だ。

インドのAPEC加盟を支持すべき理由

インドのAPEC加入支持は、米国にとって印の地政学的価値が大きい。台湾も正式メンバーであり、地域の安定の為に日本も支持すべきである。

北朝鮮の放棄を考える中国？ 日本はいかに備え…

北朝鮮による3回目の核実験は、中国との同盟関係を見直す良い機会である。日本も、あらゆる想定に基づいて対北朝鮮政策を考える必要がある。

台湾は米国のアジア回帰に 合わせて防衛強化を

米国の軸足移動に合わせて台湾も自己防衛に軸足移動すべきである。台湾がきちんと防衛しないと米は守れないので台湾側の努力を慫慂している。

がんと闘った戦友が教えてくれた 「希望」こそが…

新会社設立時の戦友ががんに罹った。日毎痩せてゆく姿を見るのは辛かったが、会社に出てくることが彼の生き甲斐だったのだ。

サイバー攻撃 米国の反応を無視する中国

中国がサイバー攻撃を軍関係のみならず文民関係にも幅広く仕掛けてきている。これに対し、米を含む諸国はどう対応すべきか。

サイバー攻撃をめぐる米中の水掛け論

中国が米主要紙に仕掛けたとされるサイバー攻撃について、米中の主張は水掛け論に終わっている。日本がとるべき対策とは…

中国を悩ます北朝鮮

中国の強い反対にも拘わらず、北朝鮮が3回目の核実験に踏み切った以上、中国としても、対北朝鮮政策を見直すべきである。

ＴＰＰとシェールガス 安倍総理訪米後の米国の…

安倍総理が2月の訪米時に取り上げた2つの重要課題、TPPとシェールガス。これらをオバマが取り組むべきと考えられる最大の理由とは…

尖閣の状況安定化のために

日中の海上事故防止協定の意味

尖閣問題において、過去日ソ間で締結された公海における事故防止協定のようなものを、日中間で結ぶ意味について考えたい。

「日本は『帰って来た』」 安倍総理訪米を振り…

2月の安倍総理の訪米について触れたワシントン・ポストの社説。今回の首脳会談が暖かく迎えられていることが分かる。

より挑発的？ 北朝鮮政策「7つの提案」

北朝鮮にこれまでになく強い圧力を――という考えがある。しかしより挑発的な提案は、北朝鮮の瀬戸際外交をぎりぎりまで推し進めかねない。

「安全運転」の安倍総理 参院選後の日米中関係

「安全運転」を続ける安倍総理。選挙後に改憲や自衛隊改組で中国を刺激するのかという見方には、日本は正しく反論しなければならない。

ムバラクの残した負の遺産

ムバラクが去って、彼の唯一の存在価値だったと言える「安定」が失われた。長期の独裁によって生まれた反体制的思想にどう対応すべきか。

威嚇的姿勢の中国 米国がとるべき強硬な対応

米軍機による空中哨戒の強化、RIMPACへの招待拒否…。最も強硬と思われる対中政策の実現性は低いが、日本にとっては頼もしい議論だ。

アベノミクス容認と通貨戦争の可能性

安倍総理の政策をＧ７が容認するような形になったからといって、それが直ちに通貨戦争に結び付くとは言えない。注視しなければならないのは…

パキスタンのグワダル港を得た中国 「真珠の首…

グワダル港の運用権を獲得した中国。港の軍事化が直ちに進むことはないと思われるが、海洋安全保障の分野で日印が連携を深めることは重要だ。

不確定要素多いサイバー兵器使用基準

サイバー攻撃に脆弱である米国は、率先してサイバー兵器使用に関する政策を透明化し、国際規範を作るべきだが、なかなか実現しないだろう。

レーダー照射で新たな段階に？　 尖閣危機と習近…

日中を騒がせたレーザー照射事件。より基本的な問題は、中国共産党指導部が事件についてどこまで軍部を掌握しているのかということだ。