「国際」の最新記事一覧
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2018/08/10 岡崎研究所7月下旬の米EU首脳会談は関税問題等で大きく前進し、高評価を得て株価は上昇した。対中国・対ロシア戦略を意識した今回の合意は、米国とEUの共通利益に即している。また、11月の中間選挙もあり、トランプは今回の発表内でもその姿勢を露にしている。
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2018/08/09 礒﨑敦仁,澤田克己これから数十年に亘って権力を維持しようとする金正恩委員長には、単なる「時間稼ぎ」をするような余裕はないはずである。非核化へ向けた「それなりの覚悟」を持って対米交渉に当たっていると考えられるのだが、それが現実のものとなるかは米国側の対応次第…
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2018/08/09 海野素央今回のテーマは「懐疑心と恐怖心」。トランプは秋の中間選挙のギアを上げ、重点州で支持者を集めた集会を開いて共和党候補の応援演説を行っている。支持者の新たな運動を紹介しながら、トランプ氏のゲームのやり方を分析する。
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2018/08/09 岡崎研究所7月下旬、米豪の外務相・国防相は外務・防衛閣僚協議を開催し、インド太平洋、北朝鮮問題、テロ対策などを協議した。南シナ海での航行の自由には、英国やフランスも関心を示しており、安全保障を中心に協力強化が一層進むと見てよいだろう。
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2018/08/08 土方細秩子世界初の「実際に使用できる」3Dプリント銃を開発したのが、現在ディフェンス・ディストリビューテッド社を経営するコディ・ウイルソン、という人物。まるでおもちゃのように見える銃だが、実際に発砲する能力を備えている。「リベレーター」と名付けられ…
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2018/08/08 花田吉隆7月30日に行われたジンバブエの選挙で不正が行われたと抗議するデモ隊に向けて軍が発砲、少なくとも6名が死亡したとされる。その背景に横たわる「闇」の正体とは。
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児童書で読み解く習近平の頭の中(5)
2018/08/08 樋泉克夫社会主義教育運動の3年余に出版された児童書を読んでみると、イデオロギー色が微塵も感じられないものと毛沢東思想万々歳のものとに大別できる。
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2018/08/08 岡崎研究所7月に署名された日EU経済連携協定は、世界最大のエコノミーである2つの経済圏を結ぶ自由貿易への標榜となった。内容の充実化の為、今後の交渉は必須だが、保護主義が台頭する中で世界によい影響を与えたと言える。
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2018/08/07 岡崎研究所中国にとって欧州はもはや最大の貿易相手国であり、昨年の中国からEUへの投資は、EUから中国への投資の6倍を超えるようになった。第20回EU中国首脳会談で、EUと中国はWTOの改革の必要性で一致したが、その考えは随分、異なるようである。
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2018/08/06 斎藤 彰トランプ大統領をめぐる個人的なセックススキャンダルのもみ消し問題が、ロシア疑惑の核心にも迫りかねない意外な展開を見せ始めている。その発端は、FBIの家宅捜索を受けたトランプ氏のかつての腹心の供述からだった。
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2018/08/06 土方細秩子このところ世界中で導入の必要性が叫ばれるユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)という考え方。政府が一定の収入を全国民に保証する、というものだ。テスラ社のイーロン・マスク氏なども支持するが、雲行きは怪しくなっている。
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2018/08/06 岡崎研究所7月7日、米海軍のミサイル駆逐艦2隻「マスティン」と「ベンフォルド」が台湾海峡を通過した。台湾国防部は当該事実を即日公表、という異例の対応であった。今回の米国の行動を台湾が極めて重視していることの表れであると言えよう。
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モンゴル・内蒙古周遊 第7回
2018/08/05 高野凌日本とフランスに共通する転職の難しさ、1年間休みをとって旅をするドイツの教師カップル、そして、世界の「馬」を見て回るアンヌ。一つの事に集中して掘り下げて極めていくと、逆に自分の世界が広がっていく。
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高杉晋作の上海体験を読み解く
2018/08/03 樋泉克夫千歳丸に乗り込んだ人物の中で最も興味深い人物と問われたら、やはり百人中百人が高杉晋作の名前を挙げるに違いない。高杉の残した記録は主に漢文で綴られている。高杉の思いを損なわないように努めながら、適宜、判り易く現代風に訳しておく。
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2018/08/03 桒原響子世界的にも政府の政策決定に果たす世論の役割が増大するなか、「パブリック・ディプロマシー」が外交手段としても重要視されている。
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2018/08/03 岡崎研究所7月の米ロ首脳会談で問題視されたのは、トランプ大統領が米大統領選挙へのロシア介入疑惑に関して、プーチン大統領の肩をもった言い回しをしたことだった。反発した米議会は対ロ強硬姿勢へ向かい、ロシア内でも懸念が上がった。
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2018/08/02 岡崎研究所Brexit後、米英FTA締結が模索されるが、トランプはメイ首相の『離脱後もEUとの経済的関係を維持する』方針を批判している。とはいえ米英関係は米国と欧州の関係に比べれば、それほど刺々しいとは言えず、「特別な関係」と言ってよいように思われ…
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2018/08/01 岡崎研究所ピーク時より難民の流入は96%減少したとはいえ、EUの苦悩は深い。EU首脳会議では域外国境の強化・管理センターの設立が議論された。反難民のイタリア新政権や難民数の割当てを拒否する加盟国など、首脳会議で達した合意の履行にはさらなる課題が懸念…
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2018/07/31 岡崎研究所トランプ政権は、中国が米国の知的財産権を不当に侵害しているとして報復関税・米ハイテク企業への投資規制・米国の対中技術輸出の規制を図ろうとしている。 ハイテクを巡る確執は今後も続くと見られ、安全保障の観点からも真剣に議論する必要がある。
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2018/07/30 佐々木伸シリアとイラクでほぼ壊滅したと見られていた過激派組織「イスラム国」が地下に潜伏し、侮りがたい力を保持していることが鮮明になった。シリア南部で7月25日、ISによる自爆テロなどの襲撃が相次ぎ260人が死亡する事件が発生、あらためてその恐怖が…
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