「政治・経済」の最新記事一覧
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2017/12/07 岡崎研究所米、北の間での核武装問題は依然として進展を見せない。対策として戦争が起こった場合に、中国にとっていかに不利な状況に陥るかを提示した上で、当国に解決の一翼を促す必要がある。
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2017/12/06 岡崎研究所高い人気を誇るインドのモディ首相だったが、経済成長の失速等により批判も少しずつ高まっている。ただインドの成長余力は、人口増加率が17%近くあり、十分にあると言えるだろう。
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2017/12/05 岡崎研究所ロシアのウクライナ侵略に対して、トランプ政権にウクライナへの早急の武器供給を求める記事がWP紙に掲載された。利益重視でプーチンとの関係を重視するトランプ陣営が積極的に介入する可能性は低いだろう。
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2017/12/04 岡崎研究所習近平は、党中央の“核心”となり、人民解放軍の“最高統帥”となり、ついに“習近平思想”が党規約に盛り込まれた。しかし、党全体に対する習近平の権力集中により生じる問題と同じ問題が、軍においても起こり得るであろう。
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2017/12/01 岡崎研究所東欧のチェコ・ポーランド・スロヴァキア・ハンガリーは後追いでEUに加盟したが、ユーロ危機や難民危機などが相次いで起こり元加盟国の西欧諸国との間に亀裂を生じさせている。双方に原因があるとされるが、弱体化によるロシアの干渉が懸念される。
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2017/11/30 岡崎研究所ミャンマー軍がロヒンギャへの暴力的な民族浄化を続ける中でバンクラデシュへの流出がおさまらず、難民キャンプの劣悪な衛生状態や食糧不足、学校の不足などの問題が噴出しており、急務な対応が迫られている。
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iPhoneXにも顔認証が搭載
2017/11/29 中西 享生体認証技術は、長らく日本メーカーの独壇場だったが、他の製品と同じく、中国など新興国勢に急速に市場を奪われつつある。
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2017/11/29 岡崎研究所クルド独立投票後、イラク政府はキルクークを奪還した。自主的に撤退したクルドだがイラクではクルドを完全に排除する可能性は少なく一定の歩み寄りを見せると思われるが、国内のシーア派とスンニ派との均衡や、周辺諸国の介入度合いの強まりが懸念される。
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2017/11/28 岡崎研究所1990年代のバルト諸国の急進的なNATO加入から米ロの関係悪化は続き、中東勢力情勢や米大統領選介入など問題は山積だ。「他人にあれこれ指図されるのが大嫌い」なロシアと上からものを言いがちな米国の相性は良くなく、状態は平行線をたどるだろう。
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これが「科学技術立国」の足元
2017/11/27 木寅雄斗資金も、時間も、安定もない。それが国立大学の研究者たちの実態だ。その影響は既に論文数の減少、大学ランキングの低下と、如実に現れ始めている。日本の科学の未来には、暗雲が立ち込めている。
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資源小国のエネルギー安保、国家百年の計で取り組め
2017/11/27 金子熊夫来年7月に日米原子力協定の満期を迎える。自動延長の公算が濃厚であるが、核燃料サイクル政策は課題が山積だ。再処理工場の稼働はもとより、高速増殖炉の開発計画など長期的な視点で腰を据えて取り組まなければならない。
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2017/11/27 岡崎研究所変貌目覚しいインドは、今後世界的な均衡の中でますます地位を確立していくと見られている。経済・軍事的に対中となりうる影響力を持つ当国を米国はより支援すべきであり、日本も積極的な外交が必要だろう。
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2017/11/25 藤波匠人口減少と高齢化の進む日本では、街の中心部に行政機能や居住地域を集約する「コンパクトシティ」化を進めている。しかし、その実態は逆行しており、居住エリアの拡大をさらに助長する農地転用も、この夏規制のタガが外れた――。
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2017/11/24 岡崎研究所第二期を迎えた習近平政権は党大会で権力の磐石ぶりと中国の次期段階をあらわしたが、その脆弱性として高邁な理想と高い倫理観をいかに党員が達成できるかにかかっており、経済と政治の厳しい関係性を迫られることになるだろう。
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2017/11/23 岡崎研究所イスラム国首都・ラッカ奪還後、米国はシリア撤退を計画しているというが、ロシア・イラン・アサド連合軍は空白の地域を奪う算段を詰めている。米国の中東での影響力低下は新たなテロや戦争の可能性を示唆する為、引き続きの関与が求められている。
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2017/11/21 中西 享ハガティ駐日米国大使はこのほど、日本記者クラブでトランプ米大統領が日本を含むアジア諸国を訪問した成果と日米関係について講演した。日米の経済問題について「トランプ大統領と安倍晋三首相による日米首脳会談では、貿易赤字を解消するためのツールとし…
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ロシアの「管理された」民主主義の限界
2017/11/21 岡崎研究所長期にわたり政権を掌握するプーチンだが、来年の大統領選挙立候補した反プーチンを掲げるサプチャクへの傀儡疑惑が出ている。票数拡散の狙いがあると考えられているが、投票率も低下をたどり後継者も不在の中、プーチンのシナリオは不透明だ。
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2017/11/17 岡崎研究所IS拠点のラッカ解放後、米国支援のシリア民主軍とロシアとイランが支援するアサド政権軍の危うい綱渡り状態が生じている。今後のシリア統治の計画を早急に立て、過激テロ組織の復活を阻止することが米国に期待されている。
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2017/11/16 岡崎研究所現在に至るまで争いの地とされてきたキルクークは、イラク軍の奪取によりクルドの手から落ちた。クルド独立への制裁と豊富な石油資源が目的と思われる今回の侵攻だが、仲裁をかける米国と隣国・イラクの関係悪化も影響し中東は先行きの見えない途上にある。
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