「本」の最新記事一覧
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2016/12/27 本多カツヒロ
今年インタビューに協力してくれた方の中からおふたりに、年末年始の暇を持て余しがちなこの時期にオススメの本をご紹介していただきました。
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『土と内臓』
2016/12/23 東嶋和子庭づくりとがん治療という体験から、研究者夫婦が医学、薬学、栄養学、農学などの分野に分け入り、「微生物がつくる世界」をひとつの物語にまとめあげた――それが本書である。
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『給食費未納』 鳫咲子准教授インタビュー
2016/12/22 本多カツヒロ「本来、給食費を『払う・払わない』というのは、滞納している保護者と自治体との問題なはずです。ところが、結果として不利益を被るのは子どもです」
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『がん ‐4000年の歴史‐』
2016/11/28 東嶋和子原題は、「全ての病の皇帝 がんの伝記」。「がん」という手ごわい病を人類が4000年の歴史の中でどうとらえ、どのように向き合い、闘い、敗れ、ときに打ち負かしてきたかを、現役の医師が物語る。
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『空の旅を科学する』 伊藤恵理氏インタビュー
2016/11/11 本多カツヒロ旅行や出張で多くの人たちが利用する飛行機。空の旅を裏側で支える航空管制の世界を垣間見ることができる、若手女性研究者の一冊。
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観察する男
2016/11/05 足立倫行
映画を一本撮るときに、監督が考えること映像作家・想田和弘は言う、「誰の物語にもスリルがある」。それを掘り下げたのが「観察映画」だ。想田氏を逆観察し、何を考えながら映画を撮るのかを追ってみた。
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『オバマへの手紙』 広島テレビ放送社長・三山秀昭氏インタビュー
2016/11/04 本多カツヒロ今年5月、オバマ大統領の広島訪問は世界的に話題となった。オバマ訪問の裏側で尽力した、広島テレビ放送社長・三山氏が語る舞台裏とは……
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2016/10/29 東嶋和子
パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病、多発性硬化症などの神経性疾患は治らないと、これまで考えられてきた。しかし近年、脳には「神経可塑性」がある、すなわち、自らを配線しなおす力があることがわかってきた。
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「官賊と幕臣たち~列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート~」
2016/10/29 足立倫行明治維新は軍事クーデターだった--そんな歴史解釈を披露した作者が、今度は幕末の列強侵略について新たな論を展開する。本当に日本を守ったのは誰か。
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『東京オリンピック 「問題」の核心は何か』 小川勝氏インタビュー
2016/10/27 本多カツヒロそもそもオリンピックとはどのような大会なのか。2回目の開催となる東京はどのような役割を担うべきなのか――。五輪問題に詳しいスポーツライターによる、2020年への提言。
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『最高機密エージェント』
2016/10/21 中村宏之ワシントンポストの編集幹部で、ピューリッツアー賞も受賞した敏腕記者が、機密解除された公電など一級の情報を組み合わせて構成し、描いたスパイの姿は実に生々しい。
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『「その日暮らし」の人類学』 小川さやか准教授インタビュー
2016/10/20 本多カツヒロ過ぎたことを過度に後悔したり、先のことを心配しても仕方がないと笑う彼ら。決して怠け者ではないが、どんな価値観のもと生活を送っているのだろうか。
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2016/10/14 小川たまか
ネットの情報は玉石混交。子育てについての情報も例外ではない。専門家たちが自分たちの領域から「知っておきたいこと」を平易な言葉で伝える意義とは……
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『採用学』
2016/09/30 中村宏之採用という企業それぞれに固有の事情や特徴がある難しい分野を科学的に分析した力作である。採用する側、される側の双方に大いに参考になるだろう。
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『移民大国アメリカ』 西山隆行教授インタビュー
2016/09/29 本多カツヒロ国内での移民像と実際、移民政策、エスニック集団の活動や影響力――。「移民大国」アメリカの実態に迫る。
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2016/09/23 小川たまか
小学校の頃に同じように優秀な成績でも、社会に出た後、最終的に伸びる子と、そうではない子がいる。その違いは何なのだろう――。
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――東京大学教授・早野龍五さん
2016/09/21 ウェッジ書籍部70年間、世界的演奏家を輩出し続けてきた「スズキ・メソード」という音楽教室がある。この教室がすごいのは、演奏家のみならず、さまざまな職業の第一線で活躍する人材を輩出していることだ。その秘密を、第5代会長に就任した早野龍五・東京大学教授に聞…
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『牛肉資本主義 牛丼が食べられなくなる日』
2016/09/11 足立倫行日本ではまだ身近に感じられないが、中国で起きた「牛肉ブーム」により、世界的に牛肉が値上がりしている。その理由を突き詰めると、先物市場の高騰にぶち当たる。
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『会いたかった画家』
2016/09/09 中村宏之本書で紹介される美しい絵の一つ一つに、小気味よい解説がつき、読み手の理解が進む「仕掛け」が様々なところにしつらえてある。
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『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』
2016/09/08 東嶋和子アスリートとジャーナリスト。二つのまなざしでとらえたスポーツ科学の最先端は、共感にあふれ、かつ客観的で、心を打つエピソードに満ちている。
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