小さな怪物　クマムシに魅せられて （前篇）

生物学者・鈴木忠

レンジ加熱にも耐える？宇宙線を浴びて生還！体長0・5ミリの地球最強の生物・クマムシ。のそのそ歩くかわいい姿に魅せられた生物学者。

辰巳正明「歌垣が育んだ、東国の万葉集」

都からは野蛮だと考えられていた古代東国には、実は愛情に満ち満ちた万葉歌が流行していた。筑波山の歌垣で交わされていた名歌の世界。

日々のマネジメントが クオリティを維持する鍵

プロの基本は、役割や立場を考えて仕事をすること。ザ・プロフェッショナルの佐藤悦子さんの連載が始まります。

話し合いこそ、最高の正義

独善に気づかない人がいる。だからときに「岡目八目」が必要で、話し合いを行うことは、実践者にとっての正義となり得ると、『葉隠』は説く。

直感を信じて生きたらおもしろい

建築家・住まい塾代表　高橋修一

分析に慣れ、直感力が弱まった現代人。「住まい」という視点から解決策を探る高橋氏の、「人間の可能性を引き出す家づくり」とは？

こころに方位磁針をもつ

『葉隠』には、武士道を実践するための行動の原点となる四つの誓いがある。元旦の計を立てたら、ときに立ち止まり、私心なしで見つめてみよう。

高校同窓生からみた亀井静香氏(その7)

金児昭のペコペコ哲学(21)凄味のある優しい言葉

先行きが暗いまま、2009年が終わろうとしています。今年最後の「ペコペコ哲学」は、心がほっこりするお話です。

秋山真之が残してくれた 名参謀への道

最終回　参謀は育てるもの

人気連載も、いよいよ最終回。名参謀・秋山真之の軌跡をたどり、著者がその会社人生を賭けて導き出した「企業参謀の十戒」とは？

終わりも、初めと同じ気持ちで慎むこと

年初の初々しい気持ちも、日がたつにつれて色あせてくる。人間関係も同じである。原点にかえって自分の方向性を見直すよい機会である。

白隠の優れた通訳者でありたい（後篇）

禅学者・芳澤勝弘

「江戸の岡本太郎」とも言われる臨済宗中興の祖、白隠。その研究に没頭する芳澤勝弘氏は、もともと白隠が好きではなかったと言う。

秋山真之はいかにストラテジーを 構築したか

（５）戦務と戦略の平行講義

戦術を論ずるのは華やかで面白い。しかし縁の下の力もち「戦務」の支えがなければ戦術は生きない。秋山が構想した勝つための2元構造とは？

せっかく読むなら本は腹で読め

魂の入らない学問は身につかない、と『葉隠』は言う。読書を、乱読ではなく知識獲得のための有効なものにするポイントは“腹”を使うことである。

白隠の優れた通訳者でありたい（前篇）

禅学者・芳澤勝弘

海外からも注目浴びる禅の基礎を創った白隠の研究に没頭する芳澤勝弘氏は、フリーターだったことがある!?。ユニークな研究者を追う連載第2回。

高校同窓生からみた亀井静香氏(その6)

金児昭のペコペコ哲学(20)軍国主義と原爆

亀井静香大臣を語る上で欠かせないのは戦争体験。同窓生カネコさんに、終戦時9才だったこの世代が抱える複雑な感情を語っていただきました。

秋山真之の“参謀たるの心構え”とは？

（4）企業参謀への近道

秋山真之が愛国心で海戦を見事に戦ったネルソン提督の行動哲学を実践したように、企業参謀も「人を愛し、国を愛し、勤めを愛する」べきである。

赤穂浪士は手ぬるい

『葉隠』の行動哲学とは

喧嘩の仕方はなかなか難しい。勝とうと思うと、ついタイミングを失ってしまう。『葉隠』は赤穂義士の討ち入りを批判しているのがおもしろい。

山折哲雄 「ほろほろと鳴く声　山に響く慕情の歌」

人を恋う気持ちが名歌を生むことは多い。父母への慕情、ひとり寝のさみしさ、離れた子への思い。その切なさは今も昔も人の心に響くのである。

知床の森 開拓史の真実を探る医師

写真家・医師　栂嶺レイ

「知床の開拓は失敗だった」という先入観に疑問をもった栂嶺さんは、自ら真実を探り、世に伝えた。医者である彼女を動かしたのは何か。

秋山真之の見事な臨機応変

（3）発想の順序は「基本から応用」

偶然をすら勝利に変える。そのチャンスは、基本の押さえ方で決まる。名参謀・秋山真之が確立した“戦う力”を現代企業に活かすには？

忙しい師走は　 丁寧な仕事で自分を磨くチャンス

年内に仕事を片付けようと、誰もが焦るこの季節。『葉隠』は、そういうときにこそ丁寧な仕事を心がけることが、仕事の作法を磨くコツだと諭す。