2024年4月14日(日)

Wedge REPORT

2019年10月3日

AIを生かした投資の今後

Q 株式投資のためのAIはテクニカルだけでなくファンダメンタルな要素も加味した予測をおこなうのでしょうか?

大澤 前述のアービトラージの場合はテクニカルだけで成立します。長期的な取引ではファンダメンタルも加味する必要がありますが、日本の場合はファンマネがその役目を司っています。ファンマネがAIに任せたいと思うまではAIの出番はないと思われます。

 私が試験運用中のDaisyでは、株、債券、仮想通貨を取引対象として24時間休まずに自動的に取引をおこなっています。AIには様々な情報が与えられています。人工衛星からのリアルタイムの情報も来ています。それによって何が分かるかと言えば、例えばショッピングセンターに駐車してる自動車の数から景気がいいのか悪いのかを判断できます。これには画像認識の技術がないと解析が難しいのですが、それらのデータから未来を予測して長期的なスパンで資金を運用していきます。目指すのは年利10%です。

川野 ロボアドとは桁違いの能力を持った投資専用AIを使っての資産運用がDaisyによって始まろうとしている。その結果がどうでるか、3年後に意識を持ったAIは登場するのか。GAFA包囲網の中で日本発の投資専用AIは一筋の光明となるだろうか。Daisyの続報に期待したい。

  
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