赤坂英一の野球丸

2019年10月4日

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小園が3番に入るのが理想

 「クリーンアップの第一候補は西川(龍馬=4年目)です。今季はもっぱら3番を打って、そこそこの結果(138試合、打率2割9分7厘、16本塁打、64打点、6盗塁)を残した。龍馬が5番に座り、今年の新人・小園海斗(58試合、打率2割1分3厘、4本塁打、16打点、1盗塁)が3番に入るのが理想です。4番の誠也を挟む並びにできれば、3人とも長打もあるし、足も使える。いろいろな攻撃のバリエーションが考えられますから」

 1、2番の候補はチーム随一の俊足を誇る5年目の野間峻祥(123試合、打率2割4分8厘、2本塁打、16打点、14盗塁)、昨シーズン途中、ソフトバンクからトレードで移籍した曽根海成(64試合、打率2割、0本塁打、2打点、5盗塁)あたり。ただし、来季すぐレギュラーになれるかどうかとなると、先のチーム関係者は首を捻る。

 「野間は足と守備は申し分ないんですけど、課題は打撃です。もともと真面目な選手で、非常に練習熱心な割に不器用。後輩の西川や小園なら自然にできる打ち方が、野間は何度も練習させないとできない。しかも、練習をちょっと休むと、すぐ忘れてしまって、また一からやり直しになる。

 打撃なら、曽根のほうが伸びしろがあるかもしれません。小柄(175㎝、65㎏)ながら、速い真っ直ぐに結構強い。これで変化球打ちも覚えれば、小技もできるし、足もあるから、いまのチームには貴重なピースになる」

 しかし、3連覇を支えたセンターラインの選手たちと比べると、まだまだ未知数の部分が多い。一軍半にとどまっている期待株を見渡しても、来季からすぐにレギュラーに定着できるかどうかは疑問である。

 カープファンに根強い人気を誇る堂林翔太は今年10年目を迎えて、自己最悪の成績(28試合、打率2割6厘、0本塁打、2打点、0盗塁)に終わった。会沢の後継者と目されている3年目の捕手・坂倉将吾(51試合、打率2割3分、1本塁打、7打点)、将来を嘱望された7年目の高橋大樹(27試合、打率2割7分9厘、1本塁打、3打点)もここにきていまひとつ伸び悩んでいる。

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