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2021年1月22日

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土方細秩子 (ひじかた・さちこ)

ジャーナリスト

ボストン大学コミュニケーション学部修士課程終了、パリ、ロサンゼルスでテレビ番組製作に携わり、1993年より米国でフリーランスのジャーナリスト活動を行う。

トヨタと提携したジョビィ社

 ジョビィ社は独自に自動運転のヘリコプター形式のeVTOLを6年前から開発してきたが、興味深いのは昨年1月、トヨタと提携している、という点だ。トヨタが技術を一部提供し、ウーバー・エレベートを引き継いで2023年の空飛ぶタクシー実現を目指している。

 つまり、独自のeVTOLこそ持たないが、トヨタも空飛ぶ車に出資し、GM、現代とすでに大手自動車メーカー3社がeVTOL導入を本格的に目指している、ということになる。特にタクシー、リムジンといった部門では、空飛ぶ車が一般化することになるかもしれない。

 陸上よりも迅速に移動でき、障害物の感知などのバリアも比較的低い空飛ぶ車が自動運転ではメジャーとなるのか、それともあくまで商業用のニッチマーケットになるのか。デリバリーサービスでは宅配ロボットとドローン、どちらが優勢なのか。この空と陸の勝負は今後も新しい交通のあり方として競争を強めていくと思われる。

  
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