2022年12月9日(金)

家電口論

2021年7月31日

»著者プロフィール
著者
閉じる

多賀一晃 (たが・かずあき)

生活家電.com主宰

1961年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、同理工学研究科修了。大手メーカーにて商品開発・企画を担当後、独立。現在、商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。

コロナで広宣ができないけど

 実はキッチン家電にとって、コロナ禍は最悪とも言える状況です。理由は簡単。「試食」ができないのです。やはりキッチン家電の魅力は「美味しいこと」。それを示すことができないわけですから、広宣、特に宣伝は勢いがありません。

 しかし店での評判、お客さんの評判は良いようです。この様にきちんと詰めて設計、開発されたデザインは、やはり良いオーラを持ちます。シンプルながらも、凛としたデザインが、美味しさを感じさせているんだと思います。3代目「すばやき」は成功した商品と言えるでしょう。

大手メーカーは、「未来を開く」家電を

 では大手メーカーは、どんな家電を作れば良いのでしょうか? 中小メーカーでできない家電を作るべきです。それは何かというと、「未来を開く」家電です。IoT技術、AI技術、新技術を分段に盛り込んだ家電です。

 白物家電は、今、スマート化の道を歩んでいますが、母体の大きいアイリスオーヤマは別格として、シロカ、バルミューダは、やはりいろいろな技術を絡ませるのは、少々厳しいと思います。特にパナソニックは、業界を率いていかねばならないので頑張って欲しいところ。東京五輪で気落ちすることなく、未来をまねきよせて欲しいと思います。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。

新着記事

»もっと見る