■社員のレベルアップを実感
企画部経営企画部門新規事業担当
担当課長 松野 繁雄 氏
松野繁雄さん
当初の計画よりも開催回数が増え、嬉しい悲鳴を上げています。社員の声が強く大きくなってくるにつれ、より良いものを、より適切なテーマを探すことに苦労しています。それは有名な講師を呼んでくることではないと考えています。課題を見つけ解決させていけることは何か、現状で足りないものは何かを追い求めています。ハードルは確実に上がっています。
外部の人に講演を依頼する時、趣旨を説明しますが、引き受けてくれる方々はみんな報酬を要求しません。この世界には“教えたがり屋”が多いことにも驚かされます。それだけ話を聞きにくる社員は情熱をもって応えるからだとも思います。話の中から何かを見つけ出そうという気風は、会社全体のレベルアップにつながると感じています。
今後の方向性として、楽天との交流が思いのほか刺激になったこともあり、同じ業界内で働く人たちとベストプラクティス（最も効率の良い手法）を学ぶ機会を増やしていければと考えています。コンペキター（競合相手）ですが、オープンな場でイノベーションをやっていきたい。
私たちがやるのは、会社の研修とは異なりますので、あくまでも場の提供です。外からの刺激を与えることで社員の視野が広がり、ターゲットにすべき方向性が明確化すると思います。私たちもさらにレベルアップして、有益な場を発展させていきたい。
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