実際に街中で走っている車を見ても、EVは決して珍しい存在ではなくなった。一昨年にテスラのモデルXを購入した、ロサンゼルス郊外の比較的裕福層の多い地域に住む筆者の友人は「近所の住民がみんなテスラに乗っていて、ガソリン車に乗り続けることが恥ずかしく感じるようになった」と理由を語っていた。
カリフォルニアから見えるEVの期待度
もちろんこうした現象は全米のEVの販売の過半数を占めるカリフォルニアに特有のことではあるが、次々に生まれるスタートアップを見るとやはりEVへの参入障壁の低さ、ユーザーからの期待度などを間近に感じることができる。
今回紹介するのはロサンゼルス周辺のEVスタートアップの現状だ。まず注目されているのがフィスカー社。
◇◆◇ この続きを読む(有料) ◇◆◇