2024年11月22日(金)

Wedge SPECIAL REPORT

2022年6月6日

自分に何ができて
できないのか明確になる

 ベンチャー企業の経営者となり、サラリーマン時代のように毎月ほぼ一定額の給料が振り込まれることが当たり前でなくなると、稼ぐために仕事を選べなくなる。プロダクト開発や会社経営に加え、記事執筆、講演、会議でのファシリテーション、翻訳、大学講師、コンサルティングなど、自分がこの7年半でやったことだけでも多岐にわたる。また雑務を含めてあらゆることを一人でやらなければならなくなる。経理、税務、法務、総務、グラフィックデザイン、トラック運転、事務所探しなどだ。そうやって不安定な状況でも生き延びる努力を重ねていくと、自分にどういう能力が備わっているのか、逆に何ができないのかも明確になる。

 不安定な状況が自分にとって当たり前になった今、……

◇◆◇ この続きを読む(有料) ◇◆◇

◇◆◇ 特集の購入はこちら(有料) ◇◆

 
 
 
 
Facebookでフォロー Xでフォロー メルマガに登録
▲「Wedge ONLINE」の新着記事などをお届けしています。
Wedge 2022年6月号より
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう

日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。


新着記事

»もっと見る