温暖な気候の静岡県は桜やツツジ、紫陽花(あじさい)など、花の名所が数多く、花卉(かき)の生産も盛んな土地柄。そんな一面を象徴するイベントとして、平成16(2004)年に開催されたのが「浜名湖花博」だ。10年目の節目の今年は「浜名湖花博2014~花と緑の祭典~」と題し、浜名湖ガーデンパークとはままつフラワーパークの2会場を舞台に、色鮮やかな花々の祭典が繰り広げられる。
浜名湖ガーデンパークでは、2000品種、100万株の草花が会場を彩る。特に、県特産のマーガレットと色とりどりの花による「マーガレットの小路」は必見。国内最大級の大花壇「花銀河」をはじめ、千葉大学で研究開発された珍しい「青い胡蝶蘭」などが観賞できる。
一方、はままつフラワーパークでは、桜とチューリップの庭園(3月下旬~4月中旬)、藤棚(4月下旬~5月上旬)、ローズガーデン(5月中旬~6月中旬)、花しょうぶ園(6月上旬~中旬)といった季節のテーマフラワーがハイライト。希少な「ヒマラヤの青いケシ」も見逃せない。春の陽気に誘われて、花と緑の会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
浜名湖花博2014~花と緑の祭典~
<期間>4月5日~6月15日
<会場>浜名湖ガーデンパーク(東海道本線舞阪駅からシャトルバス)
<期間>3月21日~6月15日
<会場>はままつフラワーパーク(東海道新幹線浜松駅からバス)
<問>浜名湖花博2014情報センター☎053(488)1811(会期中のみ)
http://hamanakohanahaku2014.jp/
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