2026年2月10日(火)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2026年2月10日

 中国は北朝鮮の核開発を止めるために何もしていない。9月の北京での抗日戦争勝利記念パレードに、金正恩が習近平、プーチンと3人で演壇に並んだことは、中国の対外関係の柱が「独裁強権国家」との連携にあることを明確にした。

日本との関係の懸念と希望

 李氏は、韓国の左派勢力代表格の政治家であり、保守政治家である高市首相との関係を懸念する声が多くあった。しかしながら、韓国と奈良での2回の首脳会談を経て、両首脳の信頼関係は構築されたと思われる。

 1月21日、ソウルの大統領府で行われた新年記者会見において、李氏は、「①訪日時の高市首相の格別の配慮に感謝している、シャトル外交の一環として次回は自分の故郷に招きたい。②慰安婦や徴用工問題に関する既存の合意は守る。③国際情勢の不確実性がかってないほど高まる中、韓日関係の重要性は一段と増していると述べた」と報じられている。

 ただし、韓国内には、依然として反日派も多く、政権内にも親北・反日閣僚もいると言われている。そして、福島処理水に関連して、日本産水産物輸入制限を維持している国は、今や中国と韓国のみであり、科学的根拠に基づく決定を求め続けることが必要である。

 なお、日韓間の人的・文化交流は最近とても緊密化している。例えば、昨年、日本に来た外国人は約4268万人であったが、内韓国人は約946万人(10年前の約2.4倍)で国別首位であった(日本人は約500万人訪韓)。韓国人が最も多く訪れた国は日本である。

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