2026年8月29日(土)

スポーツの新潮流

2026年8月29日

 7月6日午後6時、日本橋浜町。

 空模様は徐々に本格的な雨となり、気温も湿度も高く、ランニング日和とはいえないコンディションだ。

 ランニングステーション「ととのい研究所(ととけん)」に到着すると、小誌連載「モノ語り。」の筆者・水代優さんが、Tシャツ、短パン姿で小誌取材班を迎え入れてくれた。

清洲橋をバックに隅田川沿いを快走する水代さん(GOOD MORNINGS)

 この日、参加するのは「浜町ランニング倶楽部」。水代さんたち、浜町のエリアマネジメント団体(地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・周辺企業・事業主等による主体的な取り組み)が2022年に立ち上げたランニングコミュニティーだ。約7キロ・メートルをランニングしたあと、「ととけん」でシャワー、サウナに入り、1階にあるビールバーで、参加者と交流するというもの。今回で14回目だ。

 この日は平日、しかも、こんな雨で本当に人が集まるのかと訝しんで会場に向かうと、参加者は20人以上。いつもは女性の参加者のほうが多いそうだが、今日は男性のほうが少し多めとのことだった。

 午後6時30分には、雨はやんだものの、1時間後には雨予報の中、スタートした。

 まずは、水代さんを先頭にして、隅田川にかかる新大橋に向かう。知り合い同士で参加している人もいれば、1人で参加していそうな人もいた。

 隅田川沿いを月島方面に走っていくと、徐々に長い列になっていく。先頭と最後尾との距離が開くと小休止。周囲にそびえる高層マンションの夜景をゆっくり眺めながら、呼吸を整える。越中島を越え、佃島に入ると、元気よくおしゃべりしていた同僚の1人の姿が見えなくなっていた。

 しばらく待っていると、ランニング倶楽部のベテラン参加者に付き添われて歩きながらやってきた。誰に言われるわけでもなく、走れなくなった人をサポートする体制も整っているのだ。幸い、雨も降らず、1時間弱で走り終えた。


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