「みんなが長らく待ち望んでいた真実が流れる」
そして、午前11時ごろ、首相府がメドベージェフ氏のツイッターが乗っ取られたことを明かし、メッセージはすべて削除された。乗っ取りのニュースはすぐに世界中を駆け回ったのだから、偽首相は自身のPCの前でほくそ笑んでいたに違いない。
犯人のハッカーは乗っ取り中に何度か、他のユーザーが記したメッセージの内容に賛同し、リツイートしていた。
「世界中で政治家のアカウントが乗っ取られた際には、有害情報が記載され始めるのだが、ロシアだけはみんなが長らく待ち望んでいた真実が流れる」
果たして、メドベージェフ首相自身、この偽ツイートの内容をどう感じ取っただろうか?
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