ミャンマーや中東などから6人を採用し、今はカメルーン人のコンスタント君が正社員として働いています。彼はカメルーンの大学を卒業したエリートです。前の５人はプライベートの問題などで会社を去ったので6戦5敗です。でも、やってみたからこそ得ることができた教訓もあります。
栄鋳造所では、難民の雇用にはNPO法人難民支援協会からの紹介を受けてきた。同協会では栄鋳造所と協力し、日本での働き方や日本語などを教える研修会をはじめた。同協会事務局次長の吉山昌さんは「スキルアップだけでなく、企業との適性も見えてくる」と話す。研修を受けた難民はその後、鈴木さんも所属する、経営者団体HFA（八王子フューチャーアソシエーション）の加盟企業からも採用されている。
今後は、難民に限らず、広く外国人の採用を進めていきます。韓国からインターンシップに来た大学生の採用を決め、今月ワーキングビザが取れました。入国管理局からは「中小企業からの申請はめずらしい」と驚かれました。将来、八王子に外国人が集まるインキュベーション施設を作りたいと考えています。八王子で技術を身につけた外国人が母国に帰って事業で成功するとしましょう。口コミが広がり、若い外国人が目指す街になるはずです。
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