オトナの教養 週末の一冊

2014年11月28日

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東嶋和子 (とうじま・わこ)

科学ジャーナリスト・筑波大学非常勤講師

元読売新聞科学部記者。フリーランスで環境・エネルギー、医療、生命科学、科学技術分野を中心に、科学と社会のかかわりを取材。主著に『名医が答える「55歳からの健康力」』(文藝春秋)、『人体再生に挑む』(講談社)など。新著に『水も過ぎれば毒になる 新・養生訓』(文春文庫)

 本書に記された「世界中の無数の科学者による研究成果」はまさに、「ヒト生物学の理解におけるパラダイムシフトを意味している」。「存在」ではなく「不在」の影響が、個々人の健康どころか、やがては人類の存続をも脅かしかねないという重大な問題を提起した本書は、まちがいなく今年イチオシの科学読み物であろう。

 著者の書きぶりも、切実な当事者意識からくる「情熱」と、科学ジャーナリストとしての「冷静」が絶妙な均衡状態を保っており、すがすがしく感じた。

  
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