家電口論

2015年12月12日

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多賀一晃 (たが・かずあき)

生活家電.com主宰

スマート家電グランプリ審査員。主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。また米・食味鑑定士の資格を有する。水、米、パン、珈琲、お茶の味に厳しい。

●シェイクダウンは今から

360°の撮影が可能なデジタルカメラ

 さて、実際に使って見るとどうかと申しますと、初号モデルということもあるのでしょうが、こなれていないという感じです。

 プロ野球で言うと、今年ピカイチのルーキー。光るモノは数々あるのですが、いかんせん経験不足。そんな感じです。

 高さで潜り込めない所があるのは、仕方がないとしても、動きの滑らかさに欠ける感じが強いです。特に他社のモデルには見られない、数分に一回、深呼吸するかの様に、動きを止める動作もします。

 ただ、これはプログラムのバージョンアップで対応できます。ダイソン360 eyeは、IoTモデルであり、メーカーも「バージョンアップできます」と言うのでサポートが期待できます。

●ダイソン「360 eye」を持つということ

 しかし、魅力度は抜群。ダイソンらしさが出まくっていますから。

 これは商品の面白いところです。完全自動、黒子という意味でしたら、ルンバの性能はトップでしょう。しかしダイソンほどの魅力があるのかと言えば、違うと思います。

 ダイソンはクルマで言うと、スポーツカーだと思いますね。しかも「羊の皮を被った狼」でない方のスポーツカー。

 このロボット掃除機にしても、クリアパーツを多用したデザイン。車輪でなくキャタピラを採用。最新のデジカメを使ったナビゲーションシステム。そして、お得意のサイクロンシステムを搭載。

 「ダイソンの前にダイソンなく、ダイソンの後にダイソンはない」。ユーザーの期待を裏切らず、そんな個性的な商品を出し続けているダイソン。360 eyeはダイソンらしいロボット掃除機だと言えます。

  
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