2024年7月22日(月)

古希バックパッカー海外放浪記

2016年5月8日

11月24日 M氏から

 タカさんへ。ミゲル君ですか。36歳にして既に3人分の人生を謳歌しているような生き方ですね。正直なところ平凡に会社に就職してサラリーマンとして安定した生活に慣れてしまってステレオタイプに収まった立場からするとちょっと想像がつかないドラマチックな生き方ですね。それが良いとか悪いとかではないことだけは判りますが・・・。でも楽しい人生であることは間違いなく、それが最重要ポイントですね。

11月25日 M氏へ 「何かを得るために何かを失う@シェムリアップ」

カンボジアの警官のお兄さんとオジサン

 アンコールワットの町、シェムリアップのホステルに投宿したところ、ロシア人青年に遭遇。名前はブラーバ、32歳ソチ出身。故郷を出発してからネパール、インドを経て東南アジアへ、7年間も旅を続けている。

 昼間から何もせずどうも挙動が尋常ではないのでお茶を飲みながらじっくりと話を聞くと彼の精神の闇が見えてきた。ブラーバが子供のころ両親は離婚。それからは祖父母の世話に。母親は恋人が出来て、町を出て行ったまま。彼が学校を卒業するころ母親はアラブ人の金持ちと結婚。それから現在に至るまで毎月母親から仕送りを受けているという。学校を卒業してから働いたが数か月で辞めて、それからは何もせず。

 なにもやる気がないようで話もぼんやりしていて精神を病んでいるのが判ります。欧州のバックパッカーにはこの類の精神病の若者をたまに見かけます。

11月28日 M氏より

 今日は休暇を取って海釣りに行ってきました。チヌ(黒鯛)狙いだったのですが、さっぱりでした。この一か月間で同じポイントに3回行って20~30匹(黒鯛ではありませんが)釣ったポイントだったんですが・・・。

 ロシア人青年ですが、そんな若年精神病患者がいるんですか。私はバックパッカーはみんな生きることに前向きなタイプばかりだと思っていました。『海外引きこもり』ですね。

⇒第12回へ続く

  
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