古希バックパッカー海外放浪記

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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第12回
2025/04/06 高野凌他国ではほとんど体験しないインド旅行の特徴は頻繁に青少年男子からスマホの自撮りによる写真撮影を依頼されることだ。男子グループが近づいて来るとスマホを用意していて即座に古希爺を取り囲みセルフィ―が始める。出来栄えを確認して数回取り直しをする…
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第11回
2025/03/30 高野凌11月2日。マイソールのメインストリートはヒンズー教最大のお祭り“ディワリ”で賑わっていた。お祭りセールを目当てに近隣の農村部からも買い物客がマイソールに来る。特に金銀ダイヤを扱う宝飾店はサリーで着飾った婦人たちで溢れている。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第9回
2025/03/16 高野凌インド人口の80%超を占めるヒンズー教はマヌ法典で飲酒を五大罪と規定し、ヒンズーから派生したシーク教、ジャイナ教、仏教も同様である。ヒンズー教に次いで信徒が多いイスラム教では禁酒は言わずもがなである。筆者は合計4回、累計10カ月のインド体…
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第8回
2025/03/09 高野凌インドを旅していると町角の電柱などに貼られた死亡広告をしばしば目にする。男性だと50代後半や60代が少なくないことに驚く。2022年の世銀報告ではインド人平均寿命は68歳。アレッピーの食堂で奥に旦那の遺影が飾ってあったので女将に聞くと数年…
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第7回
2025/03/02 高野凌賑やかな商店街を歩いていたら、3人の女装したゲイ・ボーイが一軒一軒順番に店に入って施しを要求しているのに出くわした。無下に追い返す店もあったが、半分くらいの店ではなにがしかの小銭を渡していた。3人のうちの1人が話しかけてきたので聞いてみた…
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第6回
2025/02/23 高野凌今回の南インド旅でも選挙で過半数割れとなったBJPを率いるモディ首相を根強く支持する声を数多く聞いた。やはりヒンズー・ファーストには根強い岩盤支持層があるようだ。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第3回
2025/02/02 高野凌今回の南インド旅はイスラエルがガザに侵攻して1年数カ月が経過した時期であったのでイスラエル人が何を考えているか、より本音に近い切実な声を聞くことができたように思う。
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やはりインドは鬼門、7Kのインド『汚い、臭い、キツイ、辛い、恐い、喧噪、混乱』第1回(後編)
2025/01/25 高野凌日本ではカレーブームでインド料理が人気というが筆者が過去4回、合計10カ月ほどインド各地をバックパッカー旅行した結論は「インド庶民がフツウにゆく食堂のインド料理は日本人観光客にはとても食べられないシロモノ」。調理が不衛生、使い古した油まみ…
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『やはりインドは鬼門、7Kのインド 汚い、臭い、キツイ、辛い、恐い、喧噪、混乱』第1回(前編)
2025/01/19 高野凌インドで最も違和感を覚えるのが公共の場所でのゴミのポイ捨て行為だ。ボンベイ湾の観光船の船着き場は小さな入り江にあった。ペットボトルとレジ袋のようなプラゴミが入江一杯にぎっしりと溜まっていた。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第15回
2024/10/06 高野凌日本では一般に知られていないが、ホセ・リサールはフィリピン人なら誰でも知っている断トツ・ナンバーワンの国民的英雄である。マニラ中心部には壮大なホセ・リサール記念公園がある。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第14回
2024/09/29 高野凌ちなみに“バターン死の行進”の犠牲者の多くはニューメキシコ州出身者であり、同州のミサイル演習場沿いの街道はバターン・メモリアル・ハイウェイと命名され毎年追悼式典が行われている。筆者は米国中西部をドライブ旅行した際に偶然にこの街道を走り「加…
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第13回
2024/09/22 高野凌ドゥマゲティという地方都市の郊外に韓国人教会やコリアン・タウンが存続できるほどフィリピンの韓国人社会は裾野が広いのだろうか。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第12回
2024/09/15 高野凌ドゥテルテ前大統領がIT化による行政サービス効率化を進め、2022年に就任したマルコス大統領も行政効率化を標榜している。その成果を肌身で実感した。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第11回
2024/09/08 高野凌冷房のキンキンに効いた館内で最初に目に付いたのはマクドナルドの順番待ちの長蛇の行列。マクドナルドはじめフィリピンの全国チェーンのファーストフードは概して値段が日本とあまり変わらない。円安のため例えばビッグマックセットで800円くらい。逆に…
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第10回
2024/09/01 高野凌午前3時前に到着ロビーから出てきた乗客を見つけると隣の少女が駆け寄った。なんと少女のボーイ・フレンドは頭部が薄くなった50歳くらいのくたびれた中年オジサン。会社帰りのさえない黒っぽい背広上下。猛烈な韓国ビジネス社会で酷使されている安サラリ…
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第9回
2024/08/25 高野凌福建省南安出身の楊氏一族の建屋式の墓で墓碑を調べていたら、墓参に来た家族と遭遇した。楊家の現在の家長の祖父は戦前にタクロバンに移住。日本軍が進駐すると財産を没収され、終戦まで刑務所に収監され拷問を受けたという。日本軍は軍費を賄うために華僑…
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第8回
2024/08/18 高野凌2023年7月。マニラ中華街を歩いた。横浜中華街よりもかなり広い地域に銀行・保険・運輸・貿易などの華僑系企業、中華食材・漢方医薬・貴金属宝飾・機械・雑貨などの卸問屋・商店が雑居。そして中華料理屋も。フィリピン経済は華僑財閥が支配しているが…
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