古希バックパッカー海外放浪記
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『トルコ東部をマルマラ海、エーゲ海、地中海沿いに2500キロ、猛暑の自転車&キャンプ旅』第4回
2025/11/09 高野凌チェシメの街の雑貨屋のオヤジは筆者が日本人と知って「日本から見てエルドアンをどう思うか」と聞いて来た。筆者は「どこの国でも誰でも長年政権を握ると独裁者になる」と一般論で回答した。オヤジは「庶民にとり、一番の問題は経済だと力説。インフレによ…
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『トルコ東部をマルマラ海、エーゲ海、地中海沿いに2500キロ、猛暑の自転車&キャンプ旅』第3回
2025/11/02 高野凌トルコのエルドアン大統領は2003年からの首相時代も含めると22年間も政権トップの座にある。ちなみにプーチン大統領は26年間、ベラルーシのルカシェンコ大統領は31年間である。日本はじめ西側諸国では強権的政治スタイルや反政府的メディアへの抑…
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『トルコ西部をマルマラ海、エーゲ海、地中海沿いに2500キロ、猛暑の自転車&キャンプ旅』第2回
2025/10/26 高野凌幹線道路沿いのガソリンスタンドの屋外のイートインスペースでイスタンブールから来た家族連れから声を掛けられた。日本人と聞いて一家はそれぞれに日本を絶賛。78歳の祖父は孫の青年の通訳で「トルコ人は皆日本人を尊敬している。日本海海戦でロシアのバ…
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『トルコ西部をマルマラ海、エーゲ海、地中海沿いに2500キロ、猛暑の自転車&キャンプ旅』第1回
2025/10/19 高野凌今回のトルコ旅では是非とも現代の“トルコの人々”(grass roots)の生活や社会に直に触れてみたいと考えていた。さらに時間を気にせずに自由に行動するためには、自転車にテントや寝袋を積んでキャンプすることにした。自由に行動して夕方にな…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第14回
2025/08/31 高野凌3月5日。プンタ・アレーナスの展望台を目指して散歩していたら Club de Sindicato ENAP(ENAP労働組合クラブ)の建物があった。ENAP(Empresa Nacional del Petróleo)はチリ国営石油公社の…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第13回
2025/08/24 高野凌3月10日。プエルトモントのホステルの女将エリーは「地元名産のチリ・サーモンが中国人の買い占めでどんどん値上がりして上等のサーモンが買えなくなった。銅もワインも何もかも中国はチリの最大のお得意様だから誰も文句は言えない」と嘆いた。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第12回
2025/08/17 高野凌3月10日。チリ南部の人口25万人の港湾都市プエルトモントの中心地に、中国雑貨の店があった。感じの良い30台前半の女性がキャッシャーにいた。「女老板(女性オーナー)か?」と聞いたら、「旦那がオーナー」と笑った。夫婦ともに江蘇省出身でコロナ…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第10回
2025/08/03 高野凌バルパライソは人口75万人のチリ最大の港湾都市である。1810年にチリがスペインから独立すると同年にハンブルグとバルパライソの交易が始まった。チリに最初のドイツ人が移住したのもバルパライソである。現在でもバルパライソにはドイツ人教会、小中…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第9回
2025/07/29 高野凌3月8日。チリ南部の人口25万人の港湾都市プエルトモントの市庁舎がある中心街を散歩していると、由緒ある石造りの建物に『ドイツ人クラブ』と看板が出ていた。建物の外壁にはドイツの都市・州の紋章が飾られていた。特にプロイセン王国の国章である鷲の…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第8回
2025/07/20 高野凌ブエノスアイレスの国会議事堂見学のガイド付きツアーに参加した。30人くらいの観光客の大半は外国人だ。ガイドがどこの国から来たかと尋ねるとチリ、コロンビア、ブラジルなど近隣ラテン諸国が多かった。最後に6人くらいの男女のグループがベネズエラと…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第7回
2025/07/13 高野凌本稿第6回(『ラテン世界を席捲する“スシ”、寿司ネタの王様はやはり「あの食材」だった!地球の裏側にある日本食堂の経営戦略』)ではベネズエラ人17人が働く繁盛スシ・レストランを紹介した。今回はさらに支配人から聞いた経営方針・経営戦略を報告す…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第6回
2025/07/06 高野凌スーパーへは近道をしたのでやや薄暗い寂しい通りを歩いていたら突然賑やかな漢字混じりの看板が見えた。“夢”という屋号の日本食堂らしい。“フュージョン系日本料理”(Cosina Fusion Japonesa)とある。ローマ字で“ニギリ、テン…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第5回
2025/06/29 高野凌アルゼンチンの総人口4700万人の3%が先住民であるが民族別の統計数字がなくマプチェ族は30万人くらいで主にアンデス山脈に居住。都市や町で生活しているマプチェ族は普段は民族衣装を着ていないので目立たない。他方でチリでは国勢調査によると総人…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第4回
2025/06/22 高野凌アルゼンチン・チリ中南部地域に住んでいる先住民は、マプチェ族と呼ばれている。マプチェ族は南下して版図拡大を図るインカ帝国をくい止め、スペイン人征服者(conquitadores)に16世紀から300年以上も抵抗した誇り高い歴史を持つ。そし…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第3回
2025/06/15 高野凌3月22日。アルゼンチン最大のワイン生産地メンドーサ。ここのホステルで同宿した36歳の大学教員は、ミレイ大統領をWorst Crazy Presidentと酷評。インフレが収まったことは評価するも、ミレイの改革を資本家・富裕層は大歓迎して…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第2回
2025/06/08 高野凌官公庁の半分を廃止して緊縮財政を断行し、就任1年で財政収支を黒字化したミレイ大統領の有言実行を絶賛。アルゼンチンの対外債務の削減と、リスケを主導したIMFもミレイ大統領の手腕を高く評価していると解説した。米国の影響下にあるIMFは、ミレイ…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第1回
2025/06/01 高野凌アルゼンチン南端のパタゴニアで遭遇した2人のユダヤ人女子の話を聞いて、筆者の上記の夢想は完膚なきまでに粉砕された。筆者は2人の真摯な言葉により“ユダヤ民族の生存圏確保”の深刻な歴史的背景がやっと理解できたように思う。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第13回
2025/04/13 高野凌ホステルの女子マネージャーとヒンズー青年ゲスト数人とおしゃべり。筆者が「インドは野犬が多く夜間外出できない。狂犬病で毎年多くの人が死んでいるのにどうして政府は野犬を放置しているのか」と疑問を呈した。
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『季節外れの南インド、迷走彷徨の果てに』第12回
2025/04/06 高野凌他国ではほとんど体験しないインド旅行の特徴は頻繁に青少年男子からスマホの自撮りによる写真撮影を依頼されることだ。男子グループが近づいて来るとスマホを用意していて即座に古希爺を取り囲みセルフィ―が始める。出来栄えを確認して数回取り直しをする…
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