古希バックパッカー海外放浪記
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第4回)
2023/11/05 高野凌十分な貯蓄もできず“お金がないから結婚、子育てが不安”というのが一般的な20代、30代の現状であるという。韓国は国家としては先進国になったが若年失業率が高くフツウの若者はお金がないので明るい未来が見えない。
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第3回)
2023/10/29 高野凌韓国を自転車旅行していると人が住んでいるところには必ず東屋があることに気づく。地域住民の憩いの場として町内会や村落会が建てた東屋に三々五々と中高年が集まりおしゃべりしながらお茶をしている。夕暮れ時になるとビールやマッコリ(濁り酒)などを飲…
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第2回)
2023/10/22 高野凌日本での旧統一教会を巡る批判はニュースで聞いているが、韓国内では世界平和統一家庭連合に対して批判的な動きはないという。ちなみに筆者自身韓国滞在中にキリスト教会一般については後述するように、さまざまな批判や疑問を聞いたが、世界平和統一家庭連…
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豪雨酷暑の韓国周遊自転車キャンプ旅(第1回)
2023/10/15 高野凌韓国では連日TVのニュース番組で福島原発処理水海洋放出への反対運動、野党政治家のアジ演説、様々な団体の反対声明などを喧しく報道していた。違和感を覚えたのはどのTV局でも“処理水”を“汚染水”(オニョムス)と表現していたことである。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第10回)
2023/08/06 高野凌ニュージーランド(NZ)を自転車キャンプ旅行して痛感したのは“テント泊禁止”という厳格なルール。例外として“認可されたキャンプ場”(公営無料キャンプ場と私営有料キャンプ場)の一画の指定された“テント・サイト”でのみテント泊は許可されている。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第9回)
2023/07/30 高野凌ニュージーランド(NZ)を自転車で走って最初に気付くのはキャンピングカーや牽引されているモーターボートがやたらと多いことである。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第8回)
2023/07/23 高野凌オマル・ハーバー・キャンプのダイニングで30歳くらいのフランスの高校の文学(literature)の教師と一緒になった。海外で日本文学について聞かれることが多々ある。特に村上春樹と三島由紀夫は頻度が高い。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第7回)
2023/07/16 高野凌日本人と分かると頻繁に聞かれるのがフクシマの安全性という原発問題。そして無職の年金生活者(pensioner)と分かると「日本は金持ち国家だから自由に海外旅行できる高額の年金をもらえて羨ましい」というステレオタイプな反応だ。
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2023/07/09 高野凌
東京オリンピックの金メダル数では米国39、中国38、日本27、英国22、ロシア20となる。商業主義的スポーツの米国、ステートアマ(国家の育成選手)の中国とロシアの3カ国については何か違和感がある。NZはこれら3カ国および日本と比較して何が…
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第5回)
2023/07/02 高野凌入居希望者は一時金を支払い居住の権利を買い、週単位で管理費を支払う仕組み。改装中のコテージの内部を見学させてもらった。日本の3LDKのマンションよりもかなり広い。天井が高く天窓がありリビングダイニングとメインベッドルームは南向きで海に面し…
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第4回)
2023/06/25 高野凌2020年のNZの輸出総額は607億ドル、そのうち牛乳・乳製品27%、食肉14%、木材8%、水産物1%であり農林水産業が輸出の半分を占める産業構造。食肉も米国・中国向けで過半を占める。総じてNZの輸出総額の25%が中国向けである。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第3回)
2023/06/18 高野凌3月25日。カイラキ・ビーチ。デンマークから来たナイスカップル。彼らは昨年高校卒業した18歳。大学進学前にギャップ・イヤーとして1年間海外旅行して見聞を広めたいという。
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第2回)
2023/06/11 高野凌2月10日。クライストチャーチ近郊のサムナーで氷雨の中、雨宿りを求めて一軒家のドアをノックした。ドアが開くとちょっとイイ感じの女子が顔を出した。彼女は大学院で先住民族の言語・文化を研究していた。放浪ジジイがアメリカ先住民のナバホ族の居留地…
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ニュージーランド南島、自転車キャンプ旅(第1回)
2023/06/03 高野凌自転車でニュージーランド(NZ)南島を周った。総走行距離約2100キロ。20インチの折り畳み式自転車(チビチャリ)に15キロの荷物を満載して平均時速10キロというスロー旅。25年前レンタカーでNZを家族旅行したが、今回はスロー旅のお陰で自…
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バリ島で島流し⑥(最終回)
2023/02/19 高野凌日本語学校の経営者A氏に話を聞いた。生徒数は約20人。午前、午後、夕方の3部制で授業をしており生徒の都合にあわせて通学できる。教室では5人の若い女性が日本語の教科書で勉強していた。また個室では青年がオンラインで日本の講師と日本語会話をして…
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バリ島で島流し⑤
2023/02/12 高野凌バリ島で最初に感じたのはやけにタトゥー・ショップ(tattoo shop)が多いことである。しかも次々と新規開店している。スミニャックのゲストハウスの対面には2軒の店が新規開店の工事をしていた。1軒の店でオーナーに聞いたらタトゥー・ショッ…
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バリ島で島流し④
2023/02/05 高野凌バンドン会議から70年近く経て現在の世界はそのような崇高な理念とはかけ離れた状況にある。筆者自身“非同盟中立外交”など過去の遺物と思っていた。ところが今回バリ島を訪問して非同盟中立外交をインドネシアが現在も実践していることをインドネシア人…
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バリ島で島流し③
2023/01/29 高野凌世界各地のデジタル・ノマドを惹きつけているバリ島であるが、インドネシア政府はさらに長期滞在を希望する海外からのデジタル・ノマドを呼び込むべく『デジタル・ノマド・ビザ』の創設を2022年7月に発表した。23年春に導入する予定というが、未だに…
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バリ島で島流し②
2023/01/22 高野凌筆者が逗留していたゲストハウスにインドネシア政府の若手高級官僚S氏が宿泊していた。なんとS氏はインドネシア財政当局の対外政策企画を担当する超エリート官僚であった。ジャカルタ~バンドン高速鉄道プロジェクトについて上述のような日本のメディアの…
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バリ島で島流し①
2023/01/15 高野凌最初にその男性を見かけた時はスキンヘッドに髭面、鼻と唇にピアスという風貌と、ひと昔前のヒッピー風の服装から年齢国籍不詳だった。翌日話してみると日本人でありAと名乗った。日本語がたどたどしい。豪州の片田舎に住んでおり、1年以上日本人にあって…
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