ウォール街VS.反ウォール街 サンダース支持者
サンダース支持の看板とエンパイアステートビル(筆者撮影@ニューヨーク市マンハッタン区)
・「私はウォール街の大手金融機関解体に賛成です。ゴールドマン・サックスからもらったヒラリーの1回の講演料は、22万5000ドル(約2450万円)です」
・「政府は大企業に乗っ取られています。バーニーはそれを変えようとしています」
・「ヒラリーは石油業界から献金を受けています。しかも彼女はバーニーよりもタカ派です。あなた(筆者)は誰を応援するべきか、よく考えてみなさい」
・「ヒラリーは製薬会社や金融機関から大口献金を受けています。私はサンダース陣営に25ドルの献金を2回しました。サンダース陣営の献金の平均は27ドルです」
戦争反対のサンダース支持者(筆者撮影@ニューヨーク市マンハッタン区チェルシー)
・「サンダースか、クリントンか、私にはとても難しい選択でした。私は女性ですが、サンダースに投票してきました。大手金融機関解体に賛成だからです。大手金融機関や製薬会社はパワーをもっています。私は大企業に反対です。サンダースに投票することによって大企業にメッセージを送りました」
・「ヒラリーは、ウォール街から大口献金を受けています。彼女は大企業の味方です。バーニーは、一般の人から小口献金を受けています」
サンダース上院議員は、演説や討論会でクリントン候補の講演料及びウォール街の金融機関からの献金について繰り返し言及してきました。その狙いは明らかです。クリントン候補と中間所得者層を切り離すことにあるのです。