定年バックパッカー海外放浪記

2016年9月11日

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レアムとトモヨ

ブルゴスの大聖堂

 6月13日 アルランソン川に沿う並木道を歩いて世界遺産ブルゴスの大聖堂へ。さらに西進してゆくと次第に市街地を離れて高原地帯になる。次第に雨が強くなり、昼頃には雷鳴が轟く。ぬかるむ坂道を延々と登ってゆく。

ブルゴス大聖堂の正門

 後ろから歩いてきたカップルが私を追い抜くときに挨拶した。二人とも30代後半だろうか。白人の青年とアジア系女子であった。二人とも背が高い。青年は185cm、女子も170cmくらいだ。青年はアイルランドから来たレアムと名乗った。女子は日本から来たトモヨと名乗った。日本人だったのだ。

 とにかく雨が激しく、そのうちに雹が降ってきた。二人は「先を急ぐので失礼」と大股で坂道を登って行った。

 雨が上がってからも道がぬかるんでおり午後5時頃やっとオルニジョス・デル・カミノ(Hornillos del Camino)に到着。教会付属の宿舎で早速キッチンで自炊しようとドアを開けるとレアムとトモヨのカップルがいた。私がパスタ、彼らがスープ&サラダと調理を分担することにした。

 こうした共同キッチンでは備え付けの調味料、先客が置いて行った食材を上手に利用すると予想外に豪勢で経済的な食事が出来上がる。スパゲッティ、玉ねぎが棚にあったので買ってきたトマトソースの缶詰とソーセージに備え付けのオリーブオイル、胡椒を使えば立派なパスタが出来上がる。

 こうして豪勢な夕食を食べながら上質の地元産赤ワインを飲んで盛り上がった。二人の馴れ初めはレアムが8年前に旅行で日本に来た時に知り合って、それからアイルランドと東京で遠距離恋愛を続けて、年に1回、1カ月ほど一緒に旅行しているという。

(写真左)Tosantosの公営巡礼宿
(写真右)公営巡礼宿の大部屋。ベッドはなく、マットレスと毛布のみ。このあと続々と巡礼者がチェックインしてきて床が見えないほどの男女混合雑魚寝状態

 

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