2024年12月22日(日)

前向き女性になれる やわらかライフ&やわらかマネー

2017年3月10日

2.今の生活費がいくらかを確認する

 独身時代に毎月どれくらいのお金を使っているのかも確認しておきましょう。これは、相手の生活水準やお金の使い方を知るためです。たとえば一人暮らし30代前半の1カ月あたり生活費は、平均約22万円です※。これはあくまでも平均ですから、収入や住んでいる地域、仕事内容などによって変わってきますが、平均と比べてあまりに高い、低いようなら、結婚後に「普通の生活」をしようとすると、どこかで意見が食い違うかもしれません。

※総務省家計調査2015年(単身者世帯、勤労者世帯、男女~34歳)

 生活費の金額を聞くのに抵抗があるなら、相手の暮らしぶりだけでも確認しておきましょう。結婚するつもりなら、相手の収入はなんとなくでも知っているはずです。また、相手の部屋を見る機会もあるでしょう。収入に対して過度に豪勢な暮らしをしている、逆に質素すぎる暮らしをしているなどを見ると、日常生活でのお金の使い方をうかがい知ることができます。

 実家暮らしの場合は、生活費をきちんと計算していないこともあるでしょう。生活費はほとんど親に頼っていて、趣味やおこづかいに収入の多くを充てている人もいます。いずれにしても、結婚すると生活費のかかり方は大きく変わることになりますから、金銭感覚だけでもなんとなく知っておきたいものです。生活水準の感覚は、相手の実家を見ると、少しヒントを得られます。自分が生まれ育った環境を心地よいと感じていると、結婚後も実家と同じような生活水準を保ちたいと思うからです。もちろん、人によっては独身時代の生活にかかわらず、結婚後はこんな生活がしたいと描いていることもあります。今の状態からすべて判断できるわけではありませんので、参考程度に見ておき、結婚後の生活について話し合うきっかけにしてもよいですね。


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