定年バックパッカー海外放浪記

2017年3月26日

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初めてのモーテル探しは艱難辛苦の果てに

夕闇迫るテキサスの田舎道のガソリンスタンド。66と書いてあるサインはフィリップ石油の登録商標。1927年に当時のルート66で同社のガソリンで時速66マイル(=106キロ)を記録したことに由来。1917年創業でロックフェラーのスタンダードオイル(現在のエクソン・モービル)と並ぶ老舗の独立系石油会社だ。

 さらに20分ほど進むと鄙びた感じのモーテル発見。一泊52ドルだが近くで道路改修工事があり今週一杯は作業員で満室と。それから数軒モーテルの看板があったがすべて廃屋であった。
ここから一時間近く走りながらモーテルを探すが次第に山深くなり不安になってくる。

モーテルのベッドで無料WIFIを利用して「安否確認メール」を奥さんに送るオジサン

 二カ所、キャンピングカーやトレーラーハウスなどが数十台停車している施設があったが長期契約で居住する施設であった。日が暮れて寒くなってきた。覚悟を決めて寝袋を広げて車中泊をしようかと相談しているうちにPontiacという小さな町が見えてきた。

 モーテルの看板を見つけて飛び込むと一泊50ドル40セントなり。欣喜雀躍してチェックイン。“長く辛い一日”(long and hard day)が終わった。

オジサン二人の自動車旅におけるモーテルの必要条件

 ルート66周遊で合計38軒(内3軒は連泊)のモーテルに泊まったので38回モーテル探しをしたことになる。参考までにオジサン二人旅でモーテルを選択するときの必要条件を記す:

《凡例:■必須条件、●無くても何とか我慢するがあれば大変助かる、▲どちらでも可》

■ツインベッド:
田舎に行くとシングルベッドひとつ、またはダブルベッドひとつというタイプの部屋しかないモーテルも多々ある。

●冷蔵庫:
ワイン、ビール、ミルク、ジュース、ハム・チーズ、野菜サラダ、チキンの丸焼き、などをスーパーで仕入れて部屋で食事をするケースが多いので冷蔵庫があると豊かな食生活が可能となる

●電子レンジ:
スーパーで仕入れた冷凍・冷蔵食品、缶詰を温めたりチキン丸焼き・フライドチキンを再加熱したりするのに必須。なければ夕食が侘しくなる。また水を沸騰することもできるのでコーヒーを淹れたりカップヌードルを作ることもできる。

 ちなみに米国では“TV dinner”という冷凍食品のジャンルがある。プラスチックのトレーにステーキやハンバーガーなどのメインディッシュ、ポテト・ニンジン・ブロッコリー等のつけあわせ、デザートが載っており電子レンジで加熱すればTVを見ながらでも調理可能。独身者向けにスーパーの冷凍食品売場に多種多量並んでいる。およそ2~4ドルとお値段も手頃だ。

●フリーWIFI:
 米国では広くフリーWIFIが普及しているがチェックインの時に必ずチェックすること。

▲ランドリー:
 小さなモーテルではコインランドリーがないところが多い。洗濯物が溜まったら町のコインランドリーを利用すればよい。

▲朝食:

 一泊50ドル前後のモーテルでは朝食は付いていたとしてもコーヒー&トーストというコンチネンタルのみである。朝食にこだわってモーテルを選択する意味はない。

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