-
iStock / Getty Images Plus / heinteh
-
広島県・山県郡安芸太田町の戸河内刳物(とごうちくりもの)の職人さんが作ったもの。刳物とはその名の通り、刃物で刳って加工する技で作られた物のこと。木から、ノミや鉋、柳刀などを用いて刳って商品が作られる(写真提供:筆者)
-
可愛らしい小ぶりのお玉も合わせて求めた(写真提供:筆者)
-
岐阜県・高山市の有道杓子(うとうしゃくし)の職人さんが作ったもの。こちらはまた少し用途が異なる。職人さんが実演してくださった際に話を伺ったのだが、金属製のおたまとは違って木製なので具材に刺さることがなく、煮物などに最適。食材を大切に料理できるのだ(写真提供:筆者)
-
また、裏を返すと平たくなっており、食材の裏漉しにも使える2wayの機能的な杓子。木工用品の仕上げは紙やすりを用いることが一般的になってきているが、有道杓子の仕上げには紙やすりは使わない。鉋で仕上げるので木が毛羽立たず、平に仕上がる。そのため、繊維の中に水分や素材が入り込みにくくなり、長持ちの秘訣なのだそう。ちなみに、素材は朴の木でできており、農閑期の冬の仕事として発展したと言われている(写真提供:筆者)
-
-
作家さんのもので、ふと気に入って購入したので、いったいどこのなんだかはさっぱり覚えていないが、薄く作られていてしなりもあり、非常にすくい易くて長年重宝している(写真提供:筆者)
-
最近頂いた、作家さんが作った桜の木のフライ返し。真ん中に穴が空いているのが優れもので、炒め物などに最適(写真提供:筆者)
-
石川県・輪島の職人さんからいただいた、拭き漆のお箸を菜箸として使わせていただいている。拭き漆が油を弾いてくれるので使い勝手が良い。色味も暖かく、八角形で手馴染みも良いので手が喜ぶ(写真提供:筆者)
-
番外編。フィリピンへ行った際に見つけた、竹のミニトング。掴みやすいので、サラダのとりわけなどに重宝。他にも用途がまだまだありそうで。使い方の開発途上のアイテム(写真提供:筆者)