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三宜楼で大宴会場となっていた2階の大広間「百畳間」。欄間や照明などの豪華な作りからも当時の繁栄ぶりを伺い知ることができる。一般向けに貸し出しも行っており、宴席のほか、舞踊などの稽古にも使用されている(WEDGE以下同)
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玄関を入って左手にある展示室には、かつて来訪していた財界人や文化人などの名刺や、当時使用されていたおかもちなども展示されている
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三宜楼は門司港から10分ほど歩いた小高い山の上に位置するため、海側の窓からは関門海峡を一望できる
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玄関を入ると右手の凝った形の下地窓が目を引く。各部屋で統一された下地窓のしつらえは、全部で40種以上あるというから驚きだ
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「出世階段」とも呼ばれる階段の両側には下から松、雲、山、月の下地窓が設けられている
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大広間の見事な格天井から吊るされたひょうたん型のライトが特徴的な3つの大型シャンデリアは当時の資料から再現して作られたものだ
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多くの芸妓が舞っていた百畳間の舞台上には芸妓が実際に着ていた艶やかな衣装が展示されている
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3階の「俳句の間」には高浜虚子と杉田久女の句が飾られている。部屋ごとに意匠の異なる下地窓も見所だ
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佐三が好んで利用していた豪奢なしつらえの3階の和室(現在は改装中、三宜楼保存活用協力会提供)
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現在改装中の3階の和室はその様子を覗き見ることができる