チャイナ・ウォッチャーの視点
めまぐるしい変貌を遂げる中国。日々さまざまなニュースが飛び込んできますが、そのニュースをどう捉え、どう見ておくべきかを、新進気鋭のジャーナリストや研究者がリアルタイムで提示します。政治・経済・軍事・社会問題・文化などあらゆる視点から、リレー形式で展開する中国時評です。(画像:Thinkstock)
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2011/02/10 有本 香
チベット報道を通じて、ダライ・ラマを知る日本人が増える一方、カルマパ17世を知る人は少ない。そのカルマパにスパイ疑惑が浮上している。
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2011/02/02 富坂 聰
2月3日から始まる春節。すし詰め列車での民族大移動は恒例行事だが、80後、90後といわれる若者世代である変化が起き始めている。
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2011/01/26 有本 香
先週行われたオバマ・胡錦濤のトップ会談。米中大型商談では、ボーイング社の航空機ばかりが報道されたが、それ以上に注目すべきは大豆だった。
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2011/01/12 城山英巳
共産党の管理下にあるメディアに替わり、中国ではいま、中国版ツイッターによって自由にモノが言えることに快感を覚えた「民」が激増中だ。
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2011/01/07 平野 聡
尖閣問題をはじめ、昨今の中国外交から見てとれる強硬姿勢。もはや従来の「韜光養晦」という対外関係の原則を捨て去ったことは明らかだ。
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2010/12/24 富坂 聰
親中から反中へと揺れ動いた中国報道。その中で、沈黙を守っていた日本の財界は話にならない政界に見切りをつけ続々と海外に進出し始めた。
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2010/12/08 石 平
急激な物価上昇が続いている中国。生活を圧迫されている消費者たちが日々の生活防衛に必死になる一方で、さまざまな流行語が生まれている。
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2010/12/01 城山英巳
朝鮮半島情勢が緊迫している。そんな中、尖閣やノーベル平和賞問題で「異質論」や「脅威論」が高まる中国は、懸念払しょくに躍起になっている。
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2010/11/25 富坂 聰
アジア大会で盛り上がる広州。大量の警察官を動員し、反日デモを抑えつける一方で、今、富裕層でブームのある“市場”の排除が問題になっていた。
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2010/11/17 平野 聡
日本でもお馴染みのビビアン・スー。先月開催された東京国際映画祭で「台湾」の呼称問題をめぐり、涙を流した。この背景には一体何があったのか。
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2010/11/11 有本 香
尖閣問題をめぐり日本国内で中国不信が高まる中、中国は今月から国家イメージアップCMを全世界で放送するという。中国の狙いはどこにあるのか?
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2010/11/02 城山英巳
菅首相との会談拒否から一転、10分間の懇談に応じた温首相。日本では強硬姿勢が注目されているが、実は今、その温氏が追い詰められているという。
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2010/10/28 石 平
第3四半期の中国経済に関する統計が発表された。GDPは9.6%増加したとの数字だけみれば依然として中国経済は好調に見えるが、時限爆弾は抱えたままだ。
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2010/10/25 富坂 聰
胡錦濤国家主席の後継者として地位を固めた習近平。だが、2012年以降も党中央軍事委員会主席のポストは胡主席が続けると筆者はみる。その理由とは?
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尖閣諸島問題 緊急特集(7)
2010/10/08 富坂 聰尖閣問題で難しい政治判断を迫られた海上保安庁。横暴な中国漁船を取り締まる彼らの安全を守るためにも、明確な基準が必要だ。
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尖閣諸島問題 緊急特集(6)
2010/10/04 石 平軟化の姿勢に転じたとみられる中国政府。だが、ロシアとともに領土問題での「対日共闘」をアピールするなど、着々と布石を打ち始めている。
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尖閣諸島問題 緊急特集(5)
2010/10/01 平野 聡思わぬところに“危険スポット”があることを知らしめた、今回の日本人拘束事件。先軍政治の国は北朝鮮だけではないことを改めて知るべきだ。
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尖閣諸島問題 緊急特集(4)
2010/09/30 有本 香レアアース輸出停止など、経済カードをちらつかせた中国。だが、冷静に考えれば、そのことによって、中国は自らの「リスク」を世界に喧伝した。
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