2024年12月22日(日)

Wedge2023年11月号特集(日本の教育が危ない)

明治国家の誕生以来、知識詰め込み型の画一的な教育が行われ、日本社会には〝正解主義〟が蔓延するようになった。時を経て、令和の日本は、数々の前例のない課題に直面し、「自らが『問い』を立て、解決する力(ソリューション)」が求められる時代になっている。そんな中、学校教育は「質の低下」が取り沙汰され、子どもたちは外遊びよりも、塾通い、宿題に次ぐ宿題で、〝すき間〟時間がない。複雑化する社会の中で日本の教育が向かうべき方向を提示する。