人口減少社会とスポーツと子どもと
子どもの成長や将来のために行われる習い事やスポーツチームへの入団。少子化や共働き世帯の増加により環境は変化しつつある。日本の未来を担う子どもを育てる場である少年少女スポーツの現場から日本社会が抱える問題点を見ていく。(hwahl/gettyimages)
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2024/05/05 田中充
群馬県南東部に位置する桐生市で、科学データに基づくトレーニング施設を活用した新たなプロジェクトが本格化している。投球や打撃をデータで解析し、プレー向上を目指すもの。ただ、昔ながらの指導者にはまだ否定的な考えもある。
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2024/05/04 田中充
米大リーグで活躍する大谷翔平選手のスイング軌道は「ボールを上から叩け」と教わった人には違和感があるかもしれない。最新のデータ解析により野球少年のスイングにも変化があるが、長く現場を預かる指導者と軋轢が生じるケースもあるという。
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2024/02/11 田中充
減少を続ける少年野球の競技人口。そこには他の習い事と比べ大きい保護者の負担がある。その一方で、すそ野の縮小傾向を食い止めるべく、〝風穴〟を通そうとする取り組みは各地で起きている。
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2024/02/05 田中充
強豪8チームが日本一を懸けた甲子園に、予選大会初戦負けの少年野球チームが立っていた。それは、勝利至上主義ではないチーム運営を期待されてのことだった。ただ、〝夢の舞台〟での戦いは子どもたちに「勝ちたい」という気持ちも与えた。
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減り続ける競技人口 少年野球の未来は、明か暗か③
2023/09/30 田中充少年野球が敬遠される要素として「過度な保護者負担」「金銭的事情」「怒号、怒声が飛ぶ指導スタイル」が挙げられるが、熱心に関わる保護者としては当然で、できないことへの違和感が拭えない。互いに交わる本音の中で打開策を見出さなければならない。
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減り続ける競技人口 少年野球の未来は、明か暗か②
2023/09/29 田中充少年野球チームへの参加は保護者への多岐にわたる負担が伴う。それは、全日本軟式野球連盟が通知を出したほどだ。そんな中、保護者の負担を減らしながら子どもも楽しめる新たなチーム作りが進められている。
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2023/09/28 田中充
WBCや甲子園と盛り上がりを見せる野球界とは裏腹に、少年野球人口の減少に歯止めがかからない。「過度な保護者負担」「旧態依然とした指導スタイル」「金銭的事情」などが要因とされる。ある保護者は「少年野球は闇」だという。「闇」はどこまで根深いか。
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