池内恵「中東の眼 世界の眼」
民主化運動に米国の中東戦略再編・・・いままさに、中東地域の動向が、世界に大きな影響を及ぼしている。この事態をグローバルな視点から捉えるためには、中東に根ざした政治的、文化的構造を理解したうえで読み解かねばならない。本連載では、気鋭の国際政治学者・池内恵が、政治・外交・経済・文化などあらゆる分野における最新の話題を取り上げながら、グローバル化する中東を読むための幅広い情報と視点を提供する。
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中東政治のゆくえを読む(後篇)
2011/05/02 池内 恵ばらまき、情報統制、他国の利用・・・サウジアラビアの“征服王朝”モデルは、エジプトの民主化プロセスに比して中東流動化のリスクを含む。
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中東政治のゆくえを読む(前篇)
2011/05/02 池内 恵ユースバルジが台頭し、情報空間に革命が起きたアラブ政治。旧来のゲーム・ルールが崩壊した後、中東各国見るための論点は?
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2011/01/31 池内 恵
政権を崩壊寸前にまで追い詰めているエジプトの大衆蜂起。中東の“液状化”にもつながりかねないこの事態の現況と、今後の展観をまとめる。
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2011/01/18 池内 恵
なぜ、試合は小国カタールで開かれた? 世界的サッカー大会開催の裏に透けて見える、湾岸産油国のグローバル戦略と国家アイデンティティ。
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2010/08/24 池内 恵
9月2日、08年12月のガザ空爆で中断していたイスラエル・パレスチナ直接交渉が、ワシントンで開催。気鋭の国際政治学者・池内恵が、各国の思惑が絡み合うこの交渉を読み解く。
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