ロバート・ケネディ氏暗殺から50年、再調査求め…

ロバートF・ケネディ氏といっても、今の若い人には、なじみが薄いかもしれない。暗殺されたジョン・F・ケネディ米大統領の実弟といえば、「そうか」と思う人もいるだろう。兄の政権で司法長官をつとめ、その死後、遺志を継ごうとしたものの、大統領選の最…

無用の長物と化す「豪華漁港」に予算を費やす水産…

水産予算の大半をつぎ込み、各地で漁港の整備が行われている。しかし、そこには現場のニーズと大きく乖離し、実態にそぐわない「豪華漁港」が整備されている現実がある。

究極の社会体験！親は入場禁止「こどものまち」が…

仕事をし、給料をもらい、税金を納め、買い物をしたりゲームをしたり……と様々な活動を通じて子どもだけで「まちづくり」をしていく「こどものまち」。親と離れて頑張る、子どもたちの悲喜こもごもを取材した。

米中外相会談で見え隠れする中国の「ライバル意識」

米国のポンペオ長官と中国の王毅外相が5月初めて外相会談を行った。南シナ海・台湾・米朝首脳会談等、多岐に渡る内容だったが率直な話し合いとなり、再度ポンペオ長官が北京で会談する予定も決まり東アジア情勢は大きく動いている。

北朝鮮の「体制保証」と「人権改善」は両立できない

北朝鮮の非核化と体制維持が実現されることはあっても、その結果として平和の時代が訪れることは不可能である。少なくとも北朝鮮という「国家」においては。なぜなら、北朝鮮の体制維持と北朝鮮の人権の改善は同時達成が不可能だからだ。

中国の権力者たちの「悪癖」は直りそうもない

児童書で読み解く習近平の頭の中（2）

習近平国家主席を頂点とする現在の共産党政権中枢が幼少期を送った1950年代に出版された児童向け書籍から、当時の共産党政権が育て上げようとしていた“理想の小国民像”を考えてみたい。それというのも“三つ子の魂百までも”の譬えに示されるように、…

大谷に続く選手のために“田沢ルール”撤廃を

2009年にボストン・レッドソックスに入団し、昨季からマイアミ・マーリンズに移籍したリリーフ投手・田沢純一が戦力外通告を受けた。今回は、エンゼルスで活躍する大谷翔平と田沢選手の間に隠された〝意外な因縁〟について書いてみたい。

地方での外国人客増加をどうチャンスに変えるか？

インバウンドがかつてない盛り上がりを見せる中、地方都市や農村を訪れる外国人も増えている。インバウンドが農村部にもたらす可能性とは。このチャンスをどう生かすべきなのか。グリーン・ツーリズムの現場に詳しいJTB総合研究所主席研究員の篠崎宏さん…

ルポ・佐渡島、水産資源管理の〝成功事例〟が広が…

羅針盤なき水産行政により衰退続ける日本の漁業

日本初の画期的な資源管理方式の導入事例、佐渡・赤泊（あかどまり）は、その有効性を証明した。しかしそれ以外の地域では、利害対立により導入は進んでおらず、水産庁も動こうとしない。

中国が太平洋島嶼国の取り込みを狙う理由

福島県で5月に行われた第8回太平洋・島サミットでは、従来の開発・発展等に加え、安全保障と戦略が言及された。中国の進出を意識・北朝鮮問題を意識した宣言であり、国際社会での平和的連携を改めて強調したサミットとなった。

トランプが米朝首脳会談を急いだ本当の理由

史上初の米朝首脳会談の「６月１２日開催」がどんでん返しの末やっと決まった。トランプ大統領がなんとしてもその実現を焦った背景に何があったのか―。

ご祝儀は？衣装は？中国の結婚式事情

経済力の向上に伴い、中国の結婚式は年々豪華になりつつある。中国では、都市と農村でその風習や規模、洗練度などが異なるため、「これが中国の平均的な結婚式」とはいえないが、具体的にはどのようなものなのか。

複雑なパワーバランスにあるイラク

5月中旬のイラク総選挙では大方の予想を覆しシーア派勢力が与党となった。宗教色を出さずに汚職・治安・生活インフラ等を訴えたことが支持に繋がった。スンニ派のイランよりシーア派のアラブ諸国との関係強化の姿勢もうかがえ、中東の勢力均衡に期待が寄せ…

粋でいなせで、鯉のぼり

歌川広重「名所江戸百景 水道橋駿河台」

「江戸っ子は、5月の風の吹き流し」。さっぱりとした江戸っ子の気性を表したがごとく、お江戸の空を風をはらみ天下の富士を遠景にゆうゆうと泳ぐ大きな真鯉。現在の水道橋駅付近にあった武家屋敷を眼下に、青々とした季節の勢いが感じられます。

銀行預金はリスク資産だと認識せよ

銀行預金も多くの保険もリスク資産である、という認識を持つべきです。インフレが来れば目減りするからです。金額的には減らなくても、インフレによって同じ金額で買える物が減れば、生活水準は貧しくなってしまうわけです。

ラスベガスで勃発？反ロボット、AIストライキ

今年6月1日以降、米国ラスベガスで大規模な従業員ストが起こる可能性があるという。その内容は「ロボットやAIによって職場を奪われない」ことを雇用主に対して求める、というものだ。

中国、ロシアに脅かされる「リベラリズム」

リベラリズムとは何なのか？ 何よりもそれは個人の自由を意味するが、他人の自由も尊重することによって、文化的多様性の許容、他者の価値観への寛容性にもつながるものである。

インド・ネパールで物を乞うて生きる子どもたち

東インド・ネパール周遊　第10回

私は金銭や物をねだって向かってくる人に対して、徹底して無視することを旅の鉄則としている。途上国を歩いていればこうした人に頻繁に遭遇する。1人を相手にすれば、無数の人に追いかけられることになる。

「解決済み」の徴用工問題で誤解が多い理由

韓国の労働団体が釜山の日本総領事館前に設置しようとしていた徴用工の像が当局によって撤去された。対北朝鮮政策で日本の協力を得ることを優先させ、日韓関係を適切に管理していくという文在寅政権の基調が維持された形だ。日本との外交問題に発展すること…

結婚指輪にひそむ食中毒の危険

対策はとにかく「手洗い」から

ビジネスメンへの食中毒対策を一言でいえば「食べ物は充分に加熱すること｣だった。同様に、ビジネスウイメンへの食中毒対策を一言でいえば「よく洗うこと」だろう。