【特別取材】料理家 魯山人の器づくり

何必館・京都現代美術館　梶川館長

グルメ漫画『美味しんぼ』モデルの魯山人。傲慢な性格とも言われたが、些細なものにもこだわるその作品からは温かさが伝わる。その理由は？

叡尊を慕う

まるで鎌倉時代のマザー・テレサ。多くの貧民、病人をわけへだてなく救った僧侶・叡尊の慈悲深い愛の伝説が、奈良・西大寺に伝わっている。

上野誠 「ひょうたんからオペラ　――日本・唐・…

息子を遣唐使として送り出した母親が、天を往く鶴に気持ちを託した長歌に、万葉の昔から変わらぬ母の深い愛情を見る。

かつて経済いま安保　 日米になお躓きの石

オバマ訪日に思う

かつての経済摩擦さながら、今度は安保をめぐって妥協点を模索する日米。アメリカきっての日本通が、オバマ訪日と現代の日米関係を分析。

辺境を駆けめぐり、 生命起源の謎を追う研究者

生物学者・長沼毅（前篇）

地球上のあらゆる辺境（深海、地底、火山、極地…）を飛び回り、生命起源の謎に迫る生物学者・長沼毅氏。ユニークな研究者を追う連載第1回。

オバマと鳩山　 互いをなんとかマネージする

外務関係者のほとんどがチェックする「The Nelson Report」編集長のC・ネルソン氏。米国のアジア政策に通じた彼が見るオバマ訪日。

Thoughts on President O…

古くから日米関係を観察してきたアメリカきっての日本通、エド・リンカーン氏。彼にオバマ訪日はどう映るのか？　（後日、邦訳掲載予定）

礼はし過ぎるくらいが丁度いい

「礼をし過ぎても腰は折れず、ていねいに書き過ぎても筆がすりへることはない」。どんな時も礼を忘れなければ、社会が乱れることはないのだ。

実態は危うい世界経済の回復

G20の「不均衡是正」は日本に自立を求めている

中国や米国の景気回復の実態は政策頼みで息切れは近い。日本をバブルに追いやった80年代を彷彿とさせるG20のメッセージの真意とは。

高倉健に郷ひろみ、松田聖子…

大物多い福岡人 武骨さの中には甘さも-福岡県（1）

九州男児の代表格、高倉健に武田鉄矢。甘いマスクで一世を風靡した郷ひろみに根強いファンを持つ松田聖子…。福岡には映画界の大物が生まれる。

失敗を諦めず、悔しさを感じる子を育てる

密着レポート（7）

「何かいい方法があるはずだ」。問題にぶつかった時、子どもはどう乗り超えるのか。幼稚園名物・木工作の活動から、その答えを探る。

ポスト胡錦濤 習近平の政治感覚

ポスト胡錦濤として注目される習近平国家副主席。これまでの言動から浮かび上がってくる習近平の独特の政治感覚とは何か。

高校同窓生からみた亀井静香氏（その4）

金児昭のペコペコ哲学(18) 繋がり（思いも寄らぬつながり）

カネコさんが、幼少期からの半生を振り返りながら、両親、先生、同窓生たちとの思わぬ「繋がり」について語ります。

大人の手抜きを子どもは見抜く

俳優・作家・歌手　高見のっぽ

「『子ども目線』って言葉が大嫌いです」。NHK『できるかな』でおなじみのノッポさんは、大人の手抜きが、子どもの人間不信を招くと言う。

エポック社「TV地球儀」 頑固な主張が高めた…

武藤 明さん（ゲーム・トイ事業部マネージャー）

「日本おもちゃ大賞」イノベーション・トイ部門大賞に輝いた「TV地球儀」。社員の頑固な主張が、単なる玩具の域を超える製品を完成させた。

真心を伝えながら 諫言するには

部下の過ちを正すことさえも難しくなってきている昨今だが、諫言の成否というものは私心があるか否かで決まるという。

第二の『チベット侵略鉄道』が物語るもの

成都とチベットを結ぶ川蔵鉄道の着工が2011年から前倒しで実施されるという。チベットへの鉄道敷設工事への裏にある中国政府の野望とは。

優しい子が育つお風呂と洗濯袋

密着レポート（6）

社会において、あらゆる場面で問われる「コミュニケーション力」。天野園長は、親、先生、仲間とのつながりが、その基盤を作ると考える。

ハーバードの起業家たちの奇妙な青春ドラマ

"THE ACCIDENTAL BILLIONAIRES" by Ben Mezrich

いまやビル・ゲイツと並び称される、Facebookの創業者ザッカーバーグ。親友サヴェリンはシリコンバレーの流儀に馴染めず挫折していく。

鳩山政権待つアフガン・パキスタン

日本の底力を見せる時

先月の28日にもテロが起きたアフガニスタン・パキスタン。依然として治安が不安定なこの地に向け、日本は独自の価値と力を示すべきだ。